ハワイ旅行滞在も4週目に入ります。
今回の記事内容の後半には、タイムシェア権利運用に関する情報も記載しております。
本日は、マリオット・コオリナをチェックアウトして、ワイキキのヒルトン・ハワイアンヴィレッジへ向かうのです。
ヒルトンでは、第1週目と同様に、ラグーンタワーへの滞在予約をしていました。
2週間の滞在を経過した日の、朝のコオリナです。
第3ラグーンの風景も、この後にしばらくの期間はお別れとなります。
空も海も、青く澄みきった風景でした。
この期に及んで別れを惜しむは、心情として辛くなるばかりですが、来年もきっと来ると思っていられるのが、タイムシェアオーナーであるところの余裕感でしょうか。
荷物をまとめたら、忘れ物が無いように室内をチェックします。
前もって持ち込んでいたコンティナ・カートに荷物を積んで、セルフでコナタワーのフロントへ向かいます。
この時ばかりは、桃レンジャーも手荷物が多いですねぇ。
キャリーバッグに詰め込みたくない物は、自力で運ぶしかありません。
私の場合は、荷物運搬のベルボーイ係となる訳です。
日本へ帰る時よりも、見た目に荷物が多いのは、トートバッグに食料品類を入れているからですよ。
つまりは、これでハワイ旅行が終わるという訳ではなく、ワイキキへ引っ越ししてからまだ一週間の滞在を楽しめるという事情が、笑顔でいられる根拠となっているのです。
言ってみれば、これから新たなハワイ旅行へ出発するような気分です。
本日は土曜日なので、プールサイドはまたまた地元民によるどんちゃん騒ぎが始まりそうな気配のマリオットですから、このタイミングでチェックアウトするのは賢い作戦かもしれません。
もちろん、ワイキキに行ったら行ったで、そこは賑やかな観光都市ですから、静かにのんびり出来るような環境ではないとは思いますけどね。
振り返って見上げるナイアタワーは、優雅な雰囲気の姿を見せておりました。
もしも来年の予約が決まったならば、第一希望としてはコナタワーのオーシャンフロントなのですが、もしもオーシャンフロントの部屋が取れない場合は、その他の部屋ではコナタワーには魅力を感じないので、どのようにリクエストしたらよいものか、思い悩むところです。
ゴロゴロと車輪の音を立てながら、コンティナ・カートを押して進みます。
コオリナを去るのが勿体無いような、素晴らしいお天気でした。
コナタワーのフロントロビーに来ると、コンシェルジュの皆さんがミーティング中のご様子でした。
サヨナラは告げずに、また来年も会いましょうと、笑顔でアロハのご挨拶。
そして、フロントディスクでチェックアウト手続きをします。
何気に自撮りカメラを構えたら、しっかり笑顔のピースサインで写ってくれた受け付けガール。
そのスマイルにサンキューとお礼を言って、大笑いのチェックアウトでした。
全ての手続きが完了し、再び出て来たメインエントランス。
桃レンジャーは、スマホでウーバーを手配します。
海側から流れ来る雲は島の東側内陸部方向へ進んで行き、この後にコオリナエリアは晴れ渡るというパターンが常ですから、コオリナはスコールも少ない地域です。
その反対に、ワイキキでは散発的なスコールが多いですよ。
どうやら、ウーバーの手配も完了したみたいですね。
こればっかりは、桃レンジャーのお世話になりっぱなしのオヤジです。
ウーバーは、5分程度で迎えに来るという事でした。
そして、その通りに5分で到着。
まったく便利な世の中になったものです。
日本は、まだまだですが...。
そのウーバー車は、何ともカッコいいブルーのホンダ・シビック・スポーツタイプ。
これはひょっとして、若いヤンキードライバーかな?”
そのドライバーは、若い中国系在住者の、明るい兄ちゃんでした。
私が、『この車はカッコいい!』と褒めたら、満更でもないような顔をして喜んでいましたよ。
桃レンジャーも、この笑顔です。
車は一路、ワイキキへ向かって走ります。
ホノルル鉄道の高架橋下を通過する所で、丁度そのレイルラインを走るムーバー車両が見えました。
現在の運行区間は短いですが、H1ハイウェイと交差する部分も有るという事が分ります。
そして、東側に見えてきたのがダイヤモンドヘッドです。
どうやらワイキキ周辺は、曇り空のお天気ですねぇ。
…と言ってる傍から、雨が降り出してきましたよ。
あちゃぱ~! スコールだ!!!
コオリナ滞在中の2週間では、一度もお目にかかった事の無い降雨です。
しかしながら、そのスコールは通り雨でした。
劇的に空の色が変わるアラモアナ周辺地区。
この通りを海方向へ真っ直ぐ進んだ先が、ヒルトン・ハワイアンヴィレッジですよ。
写真の中央奥に見えるのがイリカイホテル。
ヒルトン村は、その左側です。
グランドワイキキアンのエントランスまで行ってもらいましょう。
2週間ぶりのワイキキで、2週間ぶりのヒルトン村。
車は、無事にグランドワイキキアン前に到着しました。
ドライバーの兄ちゃんは、しっかりタクシードライバー並みの仕事をしてくれました。
態度も言葉遣いも丁寧で、けっして民間人のアルバイトといった雰囲気ではありません。
したがって、当然ながら利用評価は最高ランクの五つ星。
それも、利用者としては当然のマナーでしょう。
ところで、こういった暗黙的な提供と利用の運営スタイルが、日本社会において理解浸透するものかどうかについては、まだまだ疑念の残る状況です。
そもそもに、それを考える役目の政治家たちが裏金作りと自己保身ばかりに一所懸命で、ライドシェアシステムについては無知ですからねぇ。
日本では、タクシー業界との間に軋轢が発生しそうな気がするなぁ…。
はてさて、何の問題も無く順調に辿り着いたるヒルトン村ですが、先ずは仮チェックインを済ませなければなりません。
大きな荷物は、ベルディスクに一時預けを完了しました。
そして、フロントディスクで予約の確認。
予約したのはラグーンタワー。
部屋のグレードは、限られたポイント数で最大限に宿泊数を増やしたので、低層階の山側になるでしょう。
部屋のカードキーを受けとってから待機して、入室の準備が整ったらスマホに部屋番号で連絡が入る手はずになっています。
ところで、ちなみの話になりますが、タイムシェアの利用システムについては、ヒルトンとマリオットでは規則に違いもあり、顧客への対応もけっして同じではありません。
これから一週間の記事については、ヒルトンのシステムに関しての情報も載せていくつもりですが、まず最初にタイムシェア権利の売買といった法的根拠に基づく事項に関してご説明すると、それはオーナーサービスの対応範囲ではありませんし、ましてやフロント係とかコンシェルジュの方々には発言権も無いという点について、理解が必要かと思います。
或る意味では、そういったサービス業務の立場の方々が権利の売買について話をしたとなると、重大な責任問題に発展する可能性もあるので、一般的な対応マニュアルでは『こちらは存じません。』とか、『その件については聞いておりません。』と答えるのが妥当であると言えるでしょう。
タイムシェア権利の売買については、セールス担当者ならばアメリカの不動産取り扱いの資格保持者ですから、それなりに大金を費やして勉強もなされたでありましょうし、権利の売買交渉を公的に許可されている立場です。
そして何より、セールス担当者の多くは歩合制賃金の勤務なので、売れなければ収入無しで、売っただけ本人自身の儲けとなる訳でありまして、当然ながら売れる方向に話をもっていくのがセオリーのテクニックなのです。
したがって、そういったセールスの場では、あまり質問もしないままに、話を聞いただけで買ってくれるような人は、美味しい上級客と言えてしまう訳です。
おそらくは、セールス担当者は権利書に記載されている事項の中の売り手側に都合の良い部分だけで話をし、一般的な日本人の買い手は、英語表記の権利書など細かい部分まで読まないままにサインをするでしょう。
だから、よく分からないままに買ってくれる人の方が、売り手側からみると有り難いとも言えるのです。
しかしながら、タイムシェアについてはよく分からないのが日本人であり、だからこそ、自分の意思で買ったからには、自己責任で権利内容の理解に努めなくてはならないと思うのです。
私はこれでも、一応は権利書の日本語訳を読み解きましたよ。
一方でオーナーサービスの立ち位置は、あくまでも顧客の利用ケアが仕事であって、例えば宿泊予約やキャンセル等の手配業務とか、維持管理費や各種手続き料金の決済、ポイントの運用と管理に関する手続きなど、タイムシェアの活用を手助けする事が主な役割りですから、その部所にタイムシェア権利の売買の話を問い合わせても、答えようもないのは当然です。
むしろ、変に知ったような応答をしたなら、その係員は上司から叱られるか、さもなくば解雇させられるでしょう。
もしもオーナーサービスに権利売買の質問をしたならば、それは介護のデイケアサービス会社に行って『自分の持ち家を買ってくれるか?』と聞いているようなものだと思います。
そのケースならば、聞いた方が悪いと言うしかありません。根本的に、お門違いの問い合わせなのですよ。
したがって、『そういう話は不動産会社に行って聞いてください。こちらは関係ないです。』といった応対になるのは当然だと思いますよ。
取り扱う部所が、全く異なるのです。
もしかして、そのルートで問い合わせて大きな勘違いをしているといった事例は、少なくないのでしょうか?
ひょっとして、それによって日本国内のタイムシェア情報が混乱しているのかな?
購入した権利物件を手放したくなった場合に、買い取りをオーナーサービスに問い合わせても、対応してもらえる訳がないと思います。
オーナーサービスとしては、下手な返答は出来ないので、迷惑な話となるでしょう。
その結果で、「買い取りは、しない。」との結論に至るのは、ちょっと浅はかなのではないかと思いますが、対応した側からすれば、話が有耶無耶になってくれた方が助かるでしょう。
何故ならば、リセール物件が増えるのは、企業側からすれば大問題の困り事案だからです。
オーナーやメンバーとして基本的にしっかり押さえておかなければならないのは、タイムシェア権利を購入したという事は、アメリカの買い物をしたのだ!という認識です。
その買い物は、アメリカの法的根拠に則って摘要されるものであり、日本の一般的な慣習や経済ルールなどは通用しません。
現在の日本では、不動産権利としてのタイムシェアは法的に成立されておらず、それに似たスタイルの会員制レンタルバケーション施設等が運用されているだけです。
残念ながら、日本人の場合のタイムシェア権利購入については、ただ単にホテル宿泊と比べてどっちがお得か?...といったレベルだけで考え、詳しい運用システムも知らないままに、勢いで買ってしまったといったケースも少なくないように見受けられます。
そういった状況ならば、そりゃぁ口八丁のセールストークには、質問の知識も無いままに、自己流解釈で終わるしかないでしょうねぇ。
そういった点が、小さな社会で暮らしている日本人の弱点だと言えるかもしれませんが、でもその解釈では身勝手だと思います。
そこで私は、余計なお節介になるかもしれませんが、少しでも私の提供する情報を参考にして検討していただけたらと、一抹の願いを踏まえつつ、タイムシェア利用の体験旅行記を綴っているのですよ。
俗に、『日本の常識は世界の非常識』などと言われたりもしますが、『日本は、こうだから!』といった考え方は、アメリカでは通用しないと認識した方が正解だと、私は思っているのです。
話は本題のハワイ旅行記に戻ります。
とにかく、これから張り切って街ブラ歩きへと出掛けますよ。
そろそろお腹も空いてきたお昼時。
そうなると、目指すのはフードコートかなぁ...。