ゲストルームへ移動~新たな一週間の始まり | ふみプレイス

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本日は、1BR(1LDK)マスタールーム滞在一週間を終え、スタジオタイプゲストルームへ移動する日です。

マリオット・コオリナにおける私どもの所有権は、土地権付不動産としての2BR(2ベッド&2バスルーム+リビング&ダイニングキッチン)のユニットで、その所有は年間の52分の1週の権利ではあるものの、その部屋をロックオフして1BRのユニットとスタジオタイプのユニットに分けて宿泊する事によって、トータルでは2週間の滞在が可能となるものです。

 

土地権付不動産としての所有権とは、つまりは自己が所有する家(コンドミニアム・日本名はマンション)を持っているという事であり、具体的な部屋番号が明記された契約書も登記書類として受け取っている正式オーナーですが、そこがタイムシェアという共同所有のシステムで、同じタイプのユニットに空きが有るならば、実質的に所有している部屋ではなくても、別の同タイプの部屋で週を固定せずに希望する時期の滞在が可能となるのです。

 

つまり、この所有権は1ユニットが52週分の権利に分割されており、それが全て販売された時に完売となるのであって、現在のマリオット・コオリナは、全てのユニットで不動産権利としての販売が終了しています。

 

それでは、何故に今でもマリオット・コオリナがタイムシェアの権利販売を続けているのかと申しますと、不動産としての権利ではなく、規則をポイント制に切り替えてのメンバー制で投資会員を募っているからです。

もちろん、そのポイント制にも実質的な根拠が必要となる訳で、マリオット・コオリナの場合は、その根拠がフロリダで営業されているタイムシェアの空き部屋数に由来すると聞いています。

 

もしもマリオットが、その根拠も無いままにポイントだけを販売した場合は、アメリカのタイムシェア法違反となり、詐欺罪として刑罰の対象となるのですが、そこのところは企業経営のやりくりによって、世界中の同系列のタイムシェア権利をプールにしてポイント化し、『世界各地のコンドミニアムを使えます!』といった宣伝もしながら、上手に営業を続けているのだと思います。

 

いずれにしても、ヒルトンの場合も同様ですが、タイムシェアの利用権には実質的に物件を所有する正式オーナーと、ポイントを購入して宿泊利用する権利メンバーとの2タイプが存在する訳で、セールストークによると、タイムシェアの利用についてはどちらも同じであるという話ですが、実質的な予約や滞在の細かい事項になると、ちょっと微妙に異なる点もあるようです。

 

前半の一週間を過ごした、マスタールームを退室します。

ハワイ滞在は、第一週目のヒルトン滞在に加えて、これで二週間を経た事になります。

 

私たちの所有権は、基本的にオーシャンビューが確約された部屋の土地権付き不動産権利で、宿泊予約については浮動週扱いです。

2009年に権利購入した時には、オーシャンビュールームとマウンテンビュールームでは、日本円にして30万円以上(1ドルが90円の時代)の価格差がありました。

その時は、その30万円に悩んでしまって、いろいろと考えたりもしたのですが、今となってはその30万円が如何に安いものであったかが分かるので、結論としては、ケチらなかった事で大成功したと思っています。

 

そもそもに、その当時に私が購入したマリオット・コオリナ2BR(2LDK)のタイムシェア権利は、今のリセール価格よりも安いものだったのです。

現在のマリオットのポイント制に換算すると、4950ポイントになるのですが、何故に切れよく5000ポイントにしないのか?という疑問点は別話題として、現在の日本円換算の販売価格にすると、1000万円は超えているようです。

つまり、現在のマリオット・コオリナ2BRオーシャンビューの1ユニットの資産価値は、販売価格上5億2千万円という事になります。

 

現在のマリオット・コオリナのポイント制は、私たちが不動産権利としてタイムシェアを購入した2009年当時には無かった話で、それが方針転換でポイント制を導入するという通知が届いた時には、突然なる寝耳に水の、『何それ? 聞いてないよ!」的な世界でした。

 

その事に関しては、いささか馬鹿馬鹿しい気持ちにもなってしまうのですが、マリオットに、一方的に新規約への移行を勧めるばかりでした。

マリオットの制度改定にに対して、かなり疑念を抱いたは、それから数年間は新規約への移行を拒否していました。

 

その、最も怪しいと感じた部分は、ポイント制へ切り替えて宿泊利用した場合には、オーシャンビュー確約の権利が破棄されて、利用する部屋のグレードがポイント数によって決定されるというものです。

 

しかも、新規約への移行には料金負担もあるというのですから、何もわざわざお金を払ってまでも手続きをする事ではないと判断し、当初のマリオットの誘いには乗りませんでした。

 

もちろん、マリオット・コオリナの立地条件からすると、基本的にコオリナリゾートの環境が素晴らしいですから、例えば海側だろうが山側だろうが、はたまたマリーナビューといった位置の部屋にしても、眺望に関してはVery Good ですよ。

 

ただし、未だに低層階の駐車場側といった部屋には入った事が無いので、もしもポイントをケチって予約をするとしたならば、そういう部屋に入る事にもなるだろうと想像する次第です。

 

コオリナリゾート全体の活性化に伴い、マリオット・コオリナの予約状況も、オーナーとメンバーの激増による混雑が見られてまいりましたね。

マリオット・コオリナのポイント制と、ワイキキに新しく建築されている新タイムシェアについては、この後のブログ記事でもの知り得た情報として掲載する予定ですので、どうぞよろしくお願いします。

 

はてさて、部屋の移動の話に戻りますが、一旦はフロントに赴いてチェックアウトの手続きをする事になります。

引き続き滞在するゲストルームに関しては、ただ単に高層階を希望するとリクエストしただけで、タワーに関してはお任せでした。

それはつまり、権利としてのオーシャンビュールームが確約されているからです。

 

の、これまでの経験上から、宿泊の定員について申し上げますが、いわゆる宿泊ルームの定員というのは、基本的にホテル宿泊の規則条件に付随するもので、アメリカの消防法による関連理由もあるのですが、滞在する施設がホテルではなくて個人の所有する持ち家であるという事になると、各居宅に居住人数が決められている訳ではないので、その所有者が何人で暮らそうが、それは所有者の自由であり、事前に滞在者の氏名を通知している限り、使い方は任意になると思います。

 

ワイキキはホテルの密集地帯なので、ヒルトンではホテル棟とタイムシェア棟の両方を経営しているという事情もあってか、わりとタイムシェアユニットの宿泊定員にもホテルと同等の扱いがされていますが、それはポイントメンバーと物件所有オーナーとの宿泊条件に差が生じないようにするための措置だろうとも考えるところです。

 

兎にも角にも、今日からの滞在は夫婦二人だけとなる訳ですが、結局は部屋が狭くなろうとも、パラダイス気分のバケーションはこのまま続くのですよ。

 

大きな荷物は、部屋に残したままで退室します。

その荷物は、後でベルボーイが新たな部屋へ搬入してくれる手はずになっています。

したがって、チェックアウト手続きに行く時の格好も、浮き輪を抱えてウキウキ気分。(笑")

 

コオリナのリゾートエリアは、お天気晴れ晴れの快適環境。

 

コナタワーのメインフロントへ向かいます。

 

極単純にご説明すると、チェックアウト手続きとチェックイン手続きの両方を同時に行うという事です。

その手続きは、とても簡単に済みました。

 

しかも、新たな部屋の準備はすでに整っていて、現状で入室が可能であるというので、直ぐ様に移動を開始したのです。

その部屋は、これまでと同じナイアタワーで、オーシャンフロントの角部屋ではないものの、フロアは15階のオーシャンビュールームでした。

 

上の写真でご説明すると、中央の上から二番目に位置する部屋ですよ。

またまた最上階のペントハウスから二番目の高さの部屋となりました。

 

マリオット・コオリナの、施設簡易図でご説明すると、ナイアタワー赤い矢印の所の赤丸位置が、これまで滞在していた角部屋オーシャンフロントで、黄色矢印の黄色丸位置が、これから入る部屋の場所になります。

 

それでは、新しい部屋へ行ってみましょう。

今はまだ午前中ですから、完璧にアーリーチェックインですね。

 

ナイアタワーに入って、エレベーターホールに向かう所もこれまで同様。

 

タワーは変わってないので、気持ち的にも大した変化はありません。

 

しかしながら、エレベーターのフロアナンバーが15階となると、ちょっとだけながらも天に近くなったような気がします。

 

15階フロアで、エレベーターを降ります。

 

此処から先が、ちょっとややこしい。

先ほどに退室した部屋とは反対方向の通路へ向かう事になるのです。

 

こちらの通路では、左側の部屋が全てオーシャンビューで、右側の部屋はマウンテンビューとなります。

 

見つけました! この部屋です。

当然ながら、突き当りの角部屋ではありません。

こちら側の角部屋は、北隣りのモアナタワーに面した部屋になるのです。

 

ルームナンバーは 31529。 つまり、ナイアタワー15階29号室という事です。

ドアを開けて、入ったところが、こんな感じ。

逆光撮影の室内なので、ちょっと暗い写真になっています。

 

右側に簡易キッチンと食器棚が配置され、下段には小型冷蔵庫が設置されています。

 

1フロアにベッドとリビングが構成された、一般的なホテル仕様のスタジオタイプルームです。

ベッドはアメリカ仕様のキングサイズで、かなり大きな高級グレードです。

 

ベランダは狭いながらも、二脚のチェアとテーブルが設置された高層階のオーシャンビュー。

 

ロケーションは、第3ラグーンが正面に見える位置です。

 

右側に、隣りの部屋のベランダが迫り出して見えていますが、そこのところは元々が2BRのユニットの半分ですから、構造としては致し方のないところかと思います。

 

これまでのオーシャンビューの景観と違うのは、眼下にプールガーデンが広がり、その先に第3ラグーンが見えるという全体像です。

 

この角度から眺める第3ラグーンも、なかなかの絶景ですよ。

 

さすがに、15階は高いですねぇ。

コオリナリゾートならば、これ以上の高層ビルが建つのは全体の風景感を壊すので、これで十分だと思いますよ。

 

真下に眺めるナイアプール

もしもが遊んでいたなら、此処から見守っていられるような位置でした。

 

ベランダ側から眺めた室内です。

 

リビングソファーは、キングサイズベッドに変換できるタイプです。

一般的なホテル宿泊予約サイトで検索すると、マリオット・コオリナのゲストルームは低層階の山側でも一泊当りが9万円ほどの価格設定で、定員は二人と表示されていますが、オーナー滞在している場合には、大人4人の宿泊でも普通に受け入れられておりました。

 

この部屋に二人滞在なら、別に不自由はないどころか、ワイキキの一般的なホテルに比べたら高級グレードになるでしょう。

 

特にマリオットのベッドは高級で、最上級の寝心地です。

 

私たちの荷物が搬入されました。

 

ついさっきにチェックアウト手続きを済ませたばかりなのに、対応は迅速です。

 

同じナイアタワー内の移動ではありますが、10階の角部屋から15階の反対通路側へ荷物を運ぶとなると、セルフでやるのは厄介なので、ベルボーイが運んでくれるのはありがたいです。

 

はい! 食品類も含めて、きっちり荷物が届きましたよ。

 

それではこれから、再び新たにホーム態勢作りを始めましょう。

 

キッチンやクローゼットは、かなり手狭になった感じになりますが、そこのところは意識を変えて、二人滞在の仕様に整えます。

 

食器類に不足があれば、フロントに電話すると補充して貰えますよ。

 

少々残念なのは、加熱調理機が電子レンジだけになり、その他には炊飯器仕様の電気鍋電気湯沸かしポッドしか無いという事ですが、屋外のBBQグリルは自由に使えるので、例えばステーキ調理や魚介類の焼き料理などには問題がありません。

 

バスルームも、カーテンで仕切られたシャワー一体型のバスタブと、洗面台付きトイレットの1ルーム仕様になります。

 

それでも、一般的なビジネスホテルのユニットバスに比べたら、こちらは十分に快適な環境ですよ。

 

衣類収納のためのクローゼットは、レディファーストで使ってもらいましょう。

のシャツなら、丸めておいてもそれほど問題はないですから。

 

いつものバケーションスタイルであれば、前半の一週間をゲストルームで過ごし、後半の一週間は余裕のマスタールームで快適に暮らすというパターンになっていたのですが、今回は息子家族の旅行日程に合わせるために、前半の予約をマスタールームにしたのです。

 

ま、たまにはこういった逆パターンも良いではありませんか。

今日からまた、新鮮な気持ちでのハワイ暮らしが始まります。