マリオット・コオリナから、ビーチロードを歩いて第1ラグーンまで行き、ディズニーホテルのアウラニ館内に在るストアを見て来る事になりました。
マリオット・コオリナの場所は第3ラグーンです。
俗に、コオリナリゾートエリアを紹介しているサイトやブログ記事では、『マリオットの隣のアウラニ』といった表現も目にしますが、実際にはその間の第2ラグーンに、分譲型コンドミニアムであるコオリナ・ビーチヴィラが建っており、その他にも中国資本のレジャー物件会社(?) が買い上げたという噂の広大な空き地もあるので、隣と言うには離れ過ぎの距離があります。
でも、コオリナリゾートは美しい風景が連なっており、ビーチロードを歩くのは、とても清々しい気分になれるので、その距離が遠いとまでは感じませんでした。
コオリナの四つのラグーンを繋ぐビーチロードは、とても綺麗に整備されています。
小学生でも難無く歩く事が出来る道ではありますが、3歳の孫2号は、まだまだ甘えん坊盛りが抜けません。
孫2号の抱っこはパパに任せて、今日はファーストレディ待遇のママでした。
ディズニーホテルのアウラニと、フォーシーズンズホテルが見えてきました。
この場所の入り江は、第1ラグーンになります。
アウラニの、ビーチ側エントランスから中に入ります。
狭いゲートを通って、階段を上った先がプールガーデン。
このプールで泳ぐのは、宿泊者だけに限られた権利ですから、外部客は利用できません。
そのプールガーデンは、高層ビルのホテル棟とタイムシェアコンド三ミアム棟に囲まれた、一区画のみの設定となっています。
アウラニの1LDKユニットは、ヒルトンやマリオットに比べると部屋が狭くて、天井も低く、かなり薄暗い雰囲気です。
そしてまた、ホテルの部屋もタイムシェアの部屋も同じ構造なのですが、一方の家具や装備品が形式的なタイプになっていたり、双方では利用度に違いも見られます。
アウラニのタイムシェア・システムは全てが期限付きのポイント制で、不動産としてのオーナー権ではなく、メンバーシップ制度で運営されているのです。(現在のマリオット・コオリナも、物件は完売しているので、ポイントメンバー制になっていますが、権利の期限はありません。)
期限付きのポイント制というのは、基本的には期限が来れば権利を失う訳ですが、例えば次世代に権利を相続するつもりはなく、現状の権利保持者だけで利用して、歳をとったら自然消滅するのが良いといった考えの場合には有利と言えるでしょう。
その反面に、期限が来た後には再びセールスの連絡もくる事になると思います。
いずれにしてもディズニーの物件は、ホテル宿泊費を含めて価格設定が高いですよ。
プールエリアは素通りして、アウラニ館内へ入ります。
アウラニ館内では、レストランやストアなら、外部客でも利用が出来ます。
但し、館内レストランは価格設定が高いので、アウラニ宿泊者がコオリナステーションなどへ出掛けて行って、一般レストランを利用するといったケースは多いようです。
特に、コオリナステーションのモンキーポッド キッチンは大好評で、夏場はランチタイムからディナータイムまで、連日の満員御礼状態でした。
アウラニの館内ストアに入ります。
プール遊びがお預けになった孫も、ディズニーのキャラクター商品を見つけると御機嫌回復。
ミッキーの耳か?、ミニーの耳か?、いずれにしても、コオリナで着けて歩くってのは、どうだろう?"
キャラクター マスコットなら、ハワイ限定商品が人気です。
そう言えば、ポリネシアン風ストーリーも映画公開されましたね。
私たちは、ディズニーに特化したファンではないけれど、ウォルトの世界観は好きですよ。
一通りにストア内の商品を見て、本日のところは買い物を決めずに、検討事項とする事にしました。
コオリナには、もうしばらく滞在していますから、買い物品は帰国前までに考えます。
興味深いのは、館内のインテリア。
単純に言い表わすと、ディズニー・ポリネシアンといった雰囲気です。
こういった雰囲気のディズニー・ホテルは、フロリダWDWのアニマルキングダムエリアに大規模展開していますけどね。
孫たちは、不思議なモニュメントに興味津々。
孫もそのまま、キャラクターになりそうな気配です。
正面のフロントロビーでは、来館記念で写真撮影する人も少なくありません。
息子家族も、タイミングを見計らいながら家族写真を撮りました。
ついでに、二人っきりのカップル写真も撮影してやると言ったら、何故か今更に照れているのは無邪気なパパ。
一方で、喜んでいるママの お茶目ぶりがカワイイですねぇ。
そろそろアウラニから御暇しましょう。
入って来たのは海側ゲートからでしたが、外に出るのは正面エントランスから。
自動車道に向かって、下り坂を歩きます。
アウラニは、テーマパークではないものの、内装外装共にデザインモニュメントで構成されているので、場所によっては ''隠れなんちゃら" が見つかったりしますよ。
パパも孫も、けっこうあっさりしたもので、特段にディズニー商品に拘る気持ちも無いようでした。
ま、一応は見てみたいという気持ちでしょう。
レディス二人は、孫2号に歩調を合わせて歩きます。
お次に向かうのは、コオリナステーション。
気温は高いのに、汗ばむような湿気がなく、散歩が楽しいコオリナです。
昔の時代に、サトウキビなどの農産物を運搬した貨物鉄道のレイルラインは、現在は週末だけに運行される観光鉄道としてサービス営業されています。
私がマリオットのオーナーとなった当初は、この場所にプラットホームがあり、『Ko' Olina Station.』と書かれたサインボードも設置されていたのですが、今はその跡形もありません。
景観としては、昔の方が良かったと思います。
平日は列車の運行が無いので、踏切の中央で立ち止まっても大丈夫。
こういう遊びも、今の子供は滅多に出来なくなってしまいましたねぇ。
芝生の上に座るのが大好きになってしまった、孫1号でした。
オリジナルブランド・アパレルショップのパイナップル・ブティックに入ってみましょう。
この店は、桃レンジャーとママの、大のお気に入り店です。
んで、ママはこの、ジャンプスーツ型ドレスが欲しいらしい...。
カジュアルな感じで、動き易そうだし、似合ってますね。
そうとなったら、自分も欲しいドレスが有るんだと、無理やり試着の桃レンジャー。
はいはい。分かりましたよ。 両方を買えばいいんでしょ。
んじゃ、ハワイの無理やり誕生日って事で、私のカードを使ってください。
孫へのプレゼントは、ポテチでした...。
コオリナステーションからの帰り道。
ちょっとだけ、私の荷物が増えました。
木漏れ日を浴びながら歩く散歩道。
昔に比べると、車の交通量は激増しましたが、それでもこの美しい景観が残されているというのは素晴らしいですねぇ。
今日のところは、3歳の孫2号も しっかり歩いてくれるので助かります。
そのエナジーの元は、ポテトチップスですかね?
コオリナリゾートエリア内では、車の最高速度は25マイル(約40km/h)の制限です。
車道には、車のスピード抑制にハンプダンプの段差が設けられていますが、最近はその段差でもスピードを上げてぶっ飛ばし走行する地元民の車も見られており、静かだったコオリナも、特に週末などではかなり騒がしくなってきています。
私が見る限りでは、ビーチで騒いでいる人も地元民が多く、マリオットが少額ポイントを地元民に乱売した結果で、週末のプールは煩いくらいにマナーの悪い来客が増えました。
こう言っては何ですが、州外から渡航して来た観光客の方が、マナーが良いような気がします。
ハワイは世界有数の高級観光地。
その中で、オアフ島のコオリナ地区は、昔のままにいつまでも、優雅で静かで美しいリゾートエリアであってほしいものですねぇ。