フロリダWDWのエプコットは、まるで毎日が万国博覧会の常設展です。
全世界の国々をを網羅しているとまでには至らぬものの、テーマ館として運営されている11ヵ国の展示内容は興味深いものでした。
今回は、その日本館とカナダ館を見て歩いたエピソードです。
ディズニー・エプコットの中央レイクを挟んで、対岸を眺めた風景。
何となく、不思議な景観ですよねぇ。
その場所は、いったい何処の国なんだろう?...と、ちょっと考えさせられてしまいます。
よくよく見ると、その岸辺の一ヵ所には、日本人ならすぐに理解できる建物も在ります。
これは、神社の鳥居でしょう。
日本なら、よく見る風景ですが、それがフロリダのディズニーにも在るのですよ。
ところが、その鳥居の前には極彩色の龍が鎮座しているという配置スタイルは、ちょっと勘違いも入っているかもしれません。
鳥居は日本風だけど、ドラゴンは...。
強いて言えば、長崎か横浜ってとこでしょうか?
歌舞伎茶屋と五重の塔。
確かに景観は日本風だけど、マッチングとしては今一かな...。
それでもまぁ、立派な造形ですよ。
よくぞ造った!...という感じではあります。
五重の塔の向こうには、日本の城建築には欠かせない天守閣も見えています。
これが、ディズニー・エプコットの日本館ですよ。
日本館の五重の塔の境内で、和太鼓のパフォーマンスが披露されていました。
それにしても、日本語が変...?”
HANAMI・・・って、この場合はどういう意味だ?’
日本庭園風のガーデンもありますよ。
かなりごちゃごちゃした感じの庭ですが、欧米の方々には、けっこう人気があるみたいです。
日本庭園の中にも遊歩道が通っていて、大勢の人が散策を楽しんでいました。
日本館にはアトラクションライドが無いものの、それでも日本風の景観を楽しみたい人が集まっていて、わりと評判も良いみたいです。
それにしても、この幟の文字はどうなんだろ?
『KONNICHWA』...とか、『IRAASHAI』...って、そのまま過ぎて分かり難い?”
とりあえずは、入ってみますか...。
日本の戦国時代の古城であるような雰囲気ですが...。
戦国時代の城の門に、『こんにちは』は、ないだろう...。
城門をくぐって中に入ると、何処から連れて来たのか、浴衣を着た女の子が切り紙をして遊んでました...。
この場所は、日本の物産館ですね。
現代の日本はピカチューですか...?’
後の棚に、トトロも見えていますが...。
日本は、インスタントフードの先駆者でしょう。
近年は、欧米でも漢字デザインが流行してますね。
他には、日本食レストランもありましたが、今日のところはウィンドーショッピング的に見て周るだけにしました。
次回には、もっとじっくり時間をかけて入ってみようと思っています。
日本にもディズニーが在って、フロリダディズニーにも日本が在るんだねぇ...。
日本館の次に訪れたのは、カナダ館です。
連日のディズニー巡りで、かなり疲労が足にきております。
階段を上がった先に、カナディアンな風景が見えました。
これもまた、もしかすると実際のカナダ人から見ると、ちょっと変なのかもしれません。
でも、日本人である私にすれば、これがカナダの雰囲気なのかと、素直に思ってしまうのであります。
乾燥レンガの石造りハウスが、古風でありながらもオシャレに感じます。
そして、なんと! カナダの大瀑布が、そこにあったのです!”
私たちは以前に、ナイアガラフォールズ観光で、アメリカ側とカナダ側の両方を訪れていますが、カナダの大自然には、ナイアガラ以外にも大瀑布がいくつも在るので、そういった場所も見てみたいと思っていました。
この場所はディズニーのパークの一部分で、滝もディズニーの創造物なのですが、それにしてもパーク中にここまで見事な風景を創り出しているなんて、その広さとリアリティには、信じられないほどの驚きを感じます。
カナダ館では、ショーアトラクションが開催されていました。
次のショータイムまでは10分待ち。
なんと素晴らしいタイミングでショー!”
そのアトラクションショーは、360度円形クリーンによる、パノラマビューのハイビジョン映画です。
カナダの大自然や、主要都市の紹介映像。
パノラマスクリーンの映像と立体音響は、迫力満点です。
大都会の一日を辿り...。
大自然の氷期を超え...。
オーロラが乱舞する星空から宇宙まで...。
とーてむワンダフルで、とーてむ楽しかったですよ。