マイアミビーチでの美味しい食べ歩き特集第二弾後編は、ディナー編です。
夜のオーシャンドライヴは、怪しくも魅惑に満ちたストリートでした。
パステルカラーにアールデコデザイン。
それがマイアミ・サウスビーチの街並みです。
夕方辺りから、ディナー客で賑わい始める路上カフェ。
いつもの風景が、実に絵になっていますねぇ。
まるでハリウッド映画の1シーンですよ。
でも、お客もウェイターも役者じゃないし、この風景は映画じゃなくて現実なんだなぁ...。
時折、急に降り出すスコールシャワー。
雨は、大抵の場合は10分ほどで止みますから、暑さしのぎになります。
暇なので、しばしの雨宿りでギフトショップを覗いてみましょう。
濡れた路面を歩いて、滑って転ばぬように注意です。
昔から、派手に遊んでコケたらスッカラカンのマイアミです。
しかしながら、一発当てても失敗して損しても、ビジネスの世界がマイアミで、ギャンブルの世界がラスベガスでした。
鮮やかなデザインカラーも、マイアミなら普通だから派手じゃない?”
怪し気な雰囲気のサウスビーチは、シン・マイアミとでも言うべきか?
オーシャンドライヴもサウスビーチも、マイアミの固有名称なのです。
これから訪れる夜のマイアミビーチ・オーシャンドライヴは、輝くパステルカラーの世界ですよ。
日中にオーシャンドライブをぶら歩きして、今夜のディナーにと決めていたレストランのビッグピンク。
再び訪れたディナータイムには、アウトサイドテーブルまでが満席で、けっこう賑わっておりました。
運良くノーリザーブでも入る事が出来まして、最初のドリンクオーダーはマルガリータカクテル。
そして、ディナーメニューのスパゲティとハンバーガーセットとフレンチフライです。
テーブルに置かれたメキシカンソースは、ロゴマークがメキシカンタイプのイケメン風。
ハンバーグは、粗挽き肉厚でジューシィな美味しさです。
一人前のスパゲティは、てんこ盛りのアメリカンサイズ。
フレンチフライは揚げたてホクホクの、フレッシュポテトそのままでした。
夜も眠らぬオーシャンドライヴ。
いくら危険地帯だと言ったって、そんな事はお構いなしの有象無象。
ビーコンホテルは無信号?
ブレイクウォーターはアルコール?
天国も地獄も一色の楽園パラダイス。
オーシャンドライヴは魅惑の世界。
その意味を知ってか知らずか、タイマン張ってるあちらとこちら。
故ベルサーチ氏の別荘は、現在は特別待遇会員専用の高級ホテルとなっていました。
あっちもこっちも、もしかしてマフィアが遊んでいるんじゃないか?と思うような場所ばかり。
そんな中で、或る日の夜に、レディス&ジェントルマンが上品に食事を楽しむ、正当派の高級レストランを見つけたのです。
そのお店の名前は、スミス&ウォレンスキー・レストラン。
マイアミビーチの海域に点在する小島には、個人所有の豪邸別荘が建っておりますが、その価格は最低でも$2billion (約2600億円)以上と聞きました。
また、リゾートカンパニーが販売する不動産としての高級コンドミニアムも、ほとんどの物件が1フロア単位の販売で、その価格も数百億円となるのがスタンダードのようです。
何とも馬鹿げた話に聞こえますが、それは本当の事なのですよ。
その、馬鹿げたような夢話の世界を窓の外に眺めながら、正当派のディナーで最初に提供されるブレッドが、ローズマリーオイルで仕上げた焼きたてのホテルブレッド。
このブレッドが、これまた表現の仕様も無いくらいに上品で美味しくて、その感動をウェイターに伝えると、嬉しそうに微笑みながら、『もう1個いかがですか?』と、追加で持ってくれたので嬉しかったですよ。
アラカルトの前菜にシーフード料理。
オイスターとロブスターの冷製です。
最高級品質のロブスターの爪肉が、クリーミーでプリプリで、程良い塩気と甘さのハーモニー。
メインには、この店定番のトップサーロインステーキをいただきました。
何もかもがゴージャスで自由な日々を満喫し、遊んで食事して就寝するホームがマイアミマリオット・スタントン・サウスビーチホテル。
大西洋側に面したフロリダの風は暑く爽やかで、マイアミの街の環境も、ハワイやカリフォルニアとは異なる個性的な雰囲気でした。
また行きたい、マイアミ。
デンジャラスにエキサイティングで、面白い所ですよ。