初ロサンゼルスの思い出 | ふみプレイス

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Welcome aboard. This place is new my life.

2020年9月現在、コロナウィルス感染対策で、国をまたいだ人の移動が制限されている昨今です。 最近は自宅で、久しぶりに昔の写真を眺めながら、せめてもの、気分だけの海外旅行を楽しむ日々ですよ。

私の場合は、新婚旅行で行ったハワイが初めての海外旅行でしたが、それはもう30年以上も前の話です。 その後に、私たち夫婦の海外旅行は行動範囲がどんどん広がっていき、初のアメリカ大陸上陸は、2001年に訪れたシアトルでした。 しかしながら、その旅行は妹家族の家に居候した日々だったので、それから何度か続けて訪れたものの、滞在中の観光等は妹の旦那のお世話になりっぱなしでした。 でも、そうやってアメリカ本土の都市に滞在する経験を積んだ事により、次第に英会話も上達し、アメリカ社会や現地住民の生活様式への理解を深める事ができたのです。

そして、それから二人だけで海外旅行を計画し、純粋に個人手配のフリープランで滞在したアメリカ本土の場所が、2010年のロサンゼルスだったのでした。

 

夏の日本を出発して11時間余り。 到着したロサンゼルスの LAX ブラッドレー国際空港は、カリフォルニアの青い空という表現をそのまま絵に描いたような青空が広がっていました。

 

滞在先は、ロサンゼルス マリオット ダウンタウンホテル。 それは、コオリナのタイムシェア権利をリワード交換しての利用です。

 

ロサンゼルスのダウンタウンから、繁華街のLA.ライヴ地区に建っている高層ビルが見えています。 それは、この時点ではリッツカールトンホテルだったのですが、この後にリッツカールトンがマリオットに吸収合併され、JWマリオットLA.ライヴホテルへと生まれ変わる事になるのです。 そして、そのホテルは、私たちの2度目のロサンゼルス訪問時の滞在先となるのでした。 もちろんこの時は、よもやこの先にそんな事になろうとは、予想もしていなかった事なのですけどね。 この時は、後のJWマリオットLA.ライヴホテルが写った、偶然の2ショットですよ。

 

街ブラで訪れた、ロサンゼルス市庁舎前。 これが市役所か? と、疑いたくなるほどの美しさです。 道路を挟んだ向かい側には、ロサンゼルス市警察署があるのですが、丁度この頃は、日本人女性がロサンゼルスで殺され、その容疑者として夫の関与が疑われるという事件が勃発した後で、いわゆる『ロス疑惑』の騒動真っただ中の頃だったのです。 当時の日本では、ロサンゼルスは怖くて物騒な所だというイメージが強かったと思います。 ちなみに、ロサンゼルスを『ロス』と呼ぶのは、世界中でも日本人だけなので、現地で『ロス』と言っても、全然通用しませんよ。 L.A(エル・エー)ならばOK!です。

 

実際のロサンゼルス市内は、日本人の危ない噂とは裏腹に、とても美しく落ち着いた街でした。 それはもちろん、アメリカは自己責任社会だという基本を踏まえての感想ですけどね。

写真は、ウォルトディズニー コンサートホールです。

 

こちらもまた、一見して美術館のような美しい建物でしょう。

 

しかしながら、それはロサンゼルスの地下鉄5ラインを繋ぐ中心駅である、ユニオンステーションなのですよ。 ロサンゼルスのダウンタウンは、街全体が博物館か美術館のような風景になっているのです。

 

アメリカの人気TVドラマで、『スタスキー&ハッチ』という番組が日本でも公開されましたが、この時に出会った警察官は、その番組の主人公が乗り回すような、カッコいいBMWのモーターバイク ライダーでした。 恐る恐る声をかけて、一緒に写真を撮らせてほしいとお願いしたら、何とも陽気な笑顔で快く了解してくれましたよ。 例の『ロス疑惑』で、日本人の印象が悪いんじゃないかと心配もあったのですが、ロサンゼルスポリスマンは、観光客には優しいんだよね。

 

1回目のポリスマンとの写真撮影が成功した事に気を良くして、2回目は地下鉄構内でのトゥギャザー写真。 この時私は思ったね。 ロサンゼルスポリスは俺の味方だ!って。(笑)ニコニコ

 

だから、フリーで地下鉄に乗っても、何の問題も無く楽しんでいましたよ。

 

ダウンタウンから、地下鉄に乗って20分足らずで着いた所が、ハリウッドハイランドです。

 

アカデミー賞授賞式会場で有名なコダックシアターは、現在はドルビーシアターと改名されています。

 

そして、その隣に在るのが、チャイニーズシアター

 

この場所は、ハリウッドの有名映画スターの手形が敷き詰められている事で知られていますね。

 

この時の桃レンジャーのお気に入りは、ジョニー ディップだったみたいですな。

 

んで、スターロードの歩道でバッタリ出会ったのが、マイケル ジャクソン?”

あれ? 死んだんじゃなかったっけ…?” 叫び DASH!

 

私なんかはね。 マリリン モンローさんと 2ショットしちゃいましたから。ラブラブ!恋の矢

(マダムタッソー ワックスミュージアムですよ~)

 

ま、桃さんの一番のお気に入りは、この私に間違いないでしょうけど、いくらカッコいいと言ったって、今更恥ずかしくて、ハリウッドデビューする訳にもいきませんからね。べーっだ!音譜

 

ハリウッドと言えば、世界的に有名な看板があるでしょう!”

 

そうです! ビバリーヒルズの丘に見える、ハリウッドのサインボードですよ。

 

そして、正体不明の有名な落書き…。 この壁画が、『ララ ランド』の映画のシーンに出て来た時は、ちょっと感動でしたよ。

 

ダウンタウンから地下鉄利用で行ける所としては、ユニバーサル スタジオも散歩圏内なのですよ。

 

テーマパークの中で遊ぶ以外にも、その周辺のユニバーサルシティを歩いても、十分に楽しい一日を過ごす事が出来ます。

 

ハードロックカフェというレストランも、日本に居る限りは、憧れの場所でしたけどね。

 

此処に来たなら、誰もが映画スターです。

 

本場のユニバーサルスタジオで、最も人気の高いライドがスタジオツアー


何たってね、本当に映画のシーンで使われている野外セットの広大な敷地を、連結トラムのバスに乗って巡り歩くのですから。 上の写真は、トム・クルーズダコタ・ファニング主演の映画 『宇宙戦争』などで使われた、旅客機墜落事故現場のセットですよ。 凄いですね。 本物の旅客機をぶっ壊してあるんです。

 

ウォーターワールドのショーも、最高にエキサイティングで面白かったですよ。

 

ショーマンは、本気で、客席に向かってバケツ水をぶっかけてきますからね! でも、誰も怒らないのですよ。 着ている服がビショビショに濡れても、日本と違ってカリフォルニアの気候ならば、ショーの終わり頃にはカラカラに乾いてますからね。 これが日本の場合だと、濡れたまんまで家路に就かなくちゃならんでしょ。 ヤバいですね。ガーンダウン

 

しかも、ショーの中で使ってる火薬もハンパ無い!!! もの凄い爆発です! 爆弾ドンッ

 

ユニバーサルスタジオのハンバーグセットも、ユニバーサル級でしたよ。

 

その他の見所として歩いたのは、市郊外にある墓地ですよ。

えっ?”  墓場に来てどうすんだ!ってか?

 

この墓地には、永遠のマリリンが眠っているのです。 墓標周辺のキスマーに、哀愁を感じますなぁ。

 

そしてこちらは、ビバリーヒルズ ホテルのエントランス。

 

ご存じでしたか? イーグルスの名曲、『ホテル カリフォルニア』のジャケット写真は、このホテルの外観だって事を。 一説によると、その歌詞に謳われる内容も、一部はこのホテルに関連したものであるらしいですよ。

 

ビバリーヒルズには、ロックスターや映画スター、はたまた各界の著名人が多く住んで居る事で有名ですが、私たち二人の後ろに見える豪邸が、マイケル ジャクソンの邸宅なのです。 こういう邸宅こそが、正確な意味でのマンションという住居になるんでしょうね。 もちろんこの時には、彼の死後に閉鎖され、競売に出されていた頃の時代ですよ。

 

それでもねぇ、その豪邸マンションの正面エントランスでは、閉まり切った門の前で写真を撮る人が数人集まっていて、私たちは順番を待った末での撮影でした。

ビバリーヒルズは、この他にもショッピングなどでいろんな所を歩きましたよ。

 

ロサンゼルスには、超の付くお金持ちがたくさん居られますね。 こちらは、石油王と称されるポール ゲティ氏が個人的に建設した、個人コレクションで一般公開している美術館の、ゲティ センターですよ。

 

これが個人所有のミュージアムで、しかも、そこに有る所蔵品も個人のコレクションだなんて、信じられませんねぇ。 しかも、入場料は無料なのですよ。 太っ腹だなぁ…。

 

だからほれ、ゴッホのアイリスも、本物を見てしまいました。 

写真撮影も、フラッシュを使わなければOK!なのですから凄いでしょう!

 

モネも、本物ですよ。 〇〇億円でしょ? これって!

 

凄い物を見ると、お腹が空きますね。

 

近年になって、ようやく日本でも知られてきた、IN-N-OUT バーガーを、この時すでに、私たちは食していたのです。 日本では未だフランチャイズ展開してませんけどね。 はっきり言って、カリフォルニア№1のハンバーガーとして、地域では誰もが認める有名バーガーなのですよ。 こっちの人は、Mバーガーかは子供しか食べませんから。 困ったのが店名の発音で、私流に読み方表記すると、『イ ナウト バーガー』ってところでしょうか。 はい! 言ってみてください! ナウトバーガー

 

滞在中に、メジャーリーグ観戦もしましたよ。 ロサンゼルス・エンジェルス球場です。

 

ロサンゼルスという土地は、雨がほとんど降らない地域なんですね。 だから、ボールパークに屋根は不要なのです。 マイアミほどに暑くもないので、ボールゲーム観戦には絶好のコンディションですよ。

 

ゲットしたチケットは、サード横の前から7列目だなんて、これもまた最高のシートですよ。

 

はい! そうです! 松井選手がニューヨークヤンキースから移動して、1年間だけプレイしましたね。

この時は、DH出場でした。 頑張ってましたよ。 日本で騒がれるほど有名選手ではありませんでしたけどね。

 

そして、私たちの脚は、サンタモニカへと向かいました。 ダウンタウンからは、市営の路線バス利用で来たのですよ。 何たって、個人手配のフリー旅行ですから。

 

アメリカ西海岸の風景は、どこまでも果てしなく続く海岸線と、抜けるように青い空が印象的でした。

 

もちろん、ここまで来たなら サンタモニカ ピアを歩くでしょう!”

 

桟橋の上から眺めるビーチが、これだもの! ハワイとはまた別の、清々しさに溢れています。

 

サンタモニカ ピアには、遊園地も有るんですねぇ。 この場所も、数多くのハリウッド映画で使われていますよ。

 

サンタモニカ ピアの桟橋上にあったオープンカフェで、シーフードコンボをいただきました。 最高に美味しかったですよ。

 

滞在中に、サンタモニカは2度訪れています。 別の日には、地域の有名レストランである、ザ・ロブスターで、思いっきり新鮮な特大ロブスターを、ボイルとローストの二種類の料理でいただきましたよ。 これもまた、忘れられない強烈な美味しさの思い出です。

 

サンタモニカからビーチロードを歩いて、アーノルド・シュワルツェネッガー氏が若い頃に筋トレしていた事で有名なマッスルビーチや、マリファナの喫煙ホスピタルが設置されているベニスビーチなど、いろんな所を散策しました。 カリフォルニアの雰囲気は、本当に開放的で自由なんです。

 

カリフォルニアのビーチに立つと、若い頃に聞いた、パパス&ママスの『夢のカリフォルニア』のメロディが、胸の奥で流れているように感じます。 何故か懐かしくて、涙が出て来そうでしたよ。

初めて訪れたロサンゼルスで、私たちがこれだけ広範囲にフリー行動し、その滞在を楽しく満喫できたのも、過去におけるパックツアーのハワイ旅行や、親族を頼ったアメリカ滞在経験を、生かす事が出来たからだと思います。 しかしながら、私達の求める海外旅行は、純粋に日本の日常を離れた別世界を満喫する事であり、それは就労や就学で海外体験するパターンではなく、ましてや、そこに住み着く事でもありません。 航空チケットとホテル宿泊がパックになった海外旅行は、あくまでも若い頃の経験値だと思っています。 したがって、これからは更に未体験の世界を求めて、人生の中に旅行を楽しむ時間を作り出していきたいと願っているのです。

 

現在はまだ、一般的な観光目的での海外旅行は難しいですね。 実は、今年の夏はこれまでに無いレベルでの、長期的な旅行計画を立てていたのですよ。 それに加えて、毎年の恒例として楽しんでいたクリスマスウィークのハワイも、すでに滞在予約をとってあります。 それが今年は、全部キャンセルですよ。

次回は、その旅行キャンセルについて、私の現在の状況をお伝えしましょう。

飛行機DASH! しょんぼりあせる