#44『貴方のことで』【妄想編】 | マスカレイド~現実と妄想のはざまで~

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鬱とお友達の、多重人格人間…ピエルさんが、マニアックな内容から日々のささいな出来事まで…自己満&妄想全開で書き綴っていきます♪♪♪
仲良しのブロガーさんすら、めったに訪れない…哀しいブログですが(笑)、温かい目で見守ってやって下さい☆☆☆
(*^o^*)

【命ささげて】


そろそろ20代も終わりにさしかかっていた、ある秋の日のこと…

当時付き合っていた彼女…静江【仮名】は…

美人で、気だてもよく、僕なんかには、もったいないぐらいの彼女だったのだが…

ひとつだけ…欠点があった……



その日の夕方…
僕は、静江の部屋で、テレビを観ながらくつろいでいたのだが…
そっと近づいてきた彼女が…耳元でささやいた……

「ねぇ…私のこと…どのくらい好き?」

(キタァ~~!!)

僕は、平静を装い…
静かに微笑みながら答える……

「君になら、この命をささげても悔いはないさ☆」

「うれしい☆」

そう言って、彼女は台所に消えた…




…そう、、、

静江の、唯一の欠点は…

料理がとんでもなく下手なことだった……

そして…
僕は、いつも…
その練習相手(というより実験台!!)をさせられているという訳だった……

彼女の作る料理の…その味たるや凄まじく…
過去…病院送りになったことも、一度や二度ではなかった……



今夜のメニューは…
明らかに、食べ物の色をしていないシチュー(たぶん…)だった…

いつものように…
ポケットに、胃薬と正露丸が入っているのを確かめてから…

僕は…

スプーンを手にとった……






その後のことは…あまり語りたくないので…皆さんのご想像にお任せしますが…

不幸中の幸いと言うべきか…
九死に一生を得たと言うべきか…

その日は、病院のお世話になることもなく…

7回ほどトイレに駆け込んだだけで済んだという…

それだけご報告して、終わりたいと思う……☆☆


♪静江にならば 私の命
ささげたとしても 悔はない



※これは、実話にかなり近いフィクションです。