何の制限もなかったら、
今、何をしたいですか？
そう、聞かれたら
どんなことが思いつきそうですかね？
お金も時間も、
家族のことも、
健康のことも、
何も考えなくていいです。
何のしがらみもなかったら、
どうしたい？？
わたし、
何となく体裁のいいことは
言えていたんです。
でも、いまは
本当にどうしたいのか、
心の声が聴きとれるようになりました。
大人になるまで、
勉強も、仕事もできるほうでした。
（わたしは勝手にそう思ってたw）
子育てだって、
ちゃんとやっていました。
だけど、
基準はいつも、自分の外にあったんです。
テストの点数で、自分の位置を測り、
上司の評価や、周りの態度で、
自分の価値を決めていました。
家族が喜ぶことを選んで行動しました。
「家族の笑顔が、わたしの幸せ」
まるで、スローガンのように、
その言葉が、いつも頭から離れなかったなー
と、今にして思います。
決して、家族を苦しめていい、
ということではないです。^^
ただ、わたしの場合、
・家族を悲しませたらイケナイ
・自分よりも家族を優先しないとイケナイ
・わたしが我慢しなきゃイケナイ
と、「イケナイ星人」になっていたんですよね。
その結果どうなったかと言うと、
自分のやりたいことが、わからなくなった
というわけです。
自分のやりたいことが、わからないと、
どんな困ったことが起きると思います？
あのね、
自分の願いを叶えてあげられないから、
どんどん、自分がいじけていきます。
欲しいものがあるような気がしても
「家族にはこれ、必要かな？」
「これ買って、家計は大丈夫かな？」
と、考えちゃうこと、ないです？
「自分が」どうか、ではなくて
「家族」やその他を軸にしてるから
「欲しい」が打ち消されたこと、
わたしにも、たくさんあります。
そういう時って、
それを手に入れたら、ワクワクしたり、
幸せになる自分がいるはずなのに、
それを、
「そんな必要ない」
「そこまでの価値は、わたしにはない」
と、言ってるってことですよね。
知らずのうちに
自分で自分を否定して、
自分の価値をなかったことにしてる。
これって、悲しいこと。
その気持ちは、
自分にも他人にも向けられるんです。
子どもにイライラしたり、
友だちに「わかってくれない」と憤慨したり、
ダンナに「育児に協力して！」と噛みついたり。
全ては、
自分をもっと大事にしてよー
というメッセージだったりします。
自分を大事にするためには
「そのままでいいんだよ」
「もっとできるよ」
って、自分を応援できるようになったら
いいんですよね。
買いたいものを、全て手に入れるの？
育児も、家事も、全部放棄していいの？
そんな疑問も、出てきますよね。
そう感じて、当然だと思います。^^
わたしだって、そう思っていましたから。
「買いたい」と思っても
本当に買えないことは、あります。
食事の支度も、
完全にやめるのは限界があります。
だけど、大切なのは、
今まで押し殺していた
「買いたい」「やめたい」気持ちを、
自分で認め、言葉にしていくこと。
それが、
自分を応援するってこと。
わたしは
「あーほしいなー」って
大声で言えなかったんです。
「あー、ご飯作るの面倒だなー」
も、家族の前で、堂々と言えなかった。
でもね、言うだけでも、変わるんです。
自分の願いを叶えるということは、
現実の世界を何とか
動かそうとすることではなくて、
まずは、
自分の言葉で、
自分の望みに応えてあげること。
そうするとね、
「本当は、買えるかもしれない」
「ひょっとしたら、休んでもいいかも」
と、行動が変わってくることもあるかもです。
わたしは、ここ最近、
わがままを言い続けています。
やめたくない。続けたい。
会いたい。
変えてほしい。
手に入れたい。
やりたくない。
こんなに、
自分の気持ちを感じ続けたの、
初めてかもしれません。
そして、ここまで、
自分の気持ちを、口にしたこと
なかった。
そうすることは、
恥ずかしいことでも
なんでもなかった。
なーんにも
困ることはおきなかった。
もっともっと、わたしたちは
わがままを言ってもいいのかもしれませんね。^^
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