家族との死別 悲しみの中にも希望がある | 流産の悲しみを アートで解きほぐす

流産の悲しみを アートで解きほぐす

流産経験のある公認心理師、アートワーク・セラピストの名田文子です。
流産の経験は、理解してもらいにくいものです。
今も心の傷が痛むのに、誰にも話せない。
そんなあなたに寄り添いたいと思います。

こんにちは。

アートワーク・セラピストの なだふみこ です。

流産、死産、新生児死などで赤ちゃんを亡くされた方の

サポートをさせて頂いています。

 

 

前回の記事で

近しかった知人が天国に召された

ということを書いたところだったのですが

 

数日前、

また葬儀に参列する

ということになりました。

 

今回もまた

私が所属しているキリスト教会のメンバーで

91歳になる女性でした。

 

認知症ということもあって

数年前からは施設にお住まいで

教会にご自分で来ることはできなくなっていましたから

しばらくお会いする機会のない状態でした。

 

 

私たちクリスチャンは

肉体の死を「終わり」だとは捉えていません。

 

今頃は、神様の身許で

心安らかに楽しく過ごしておられるのだ

と受け止めています。

 

先に天に召されたお連れ合いや、ご友人とも

再会しておられることでしょう。

 

 

とはいえ

身近にいなくなる ということを寂しく感じる

というのは当然のこと。

 

このブログは

大切な赤ちゃんを天国に送る という

悲しいお別れを経験した方を思いながら書いているのですが

 

赤ちゃんを胸に抱けない悲しみ

 

寝顔を見たり

手を触れたり

「当然あるはず」と思っていた日常の関わりを持てない

 

そのつらさは

お年を召した方とのお別れとは違う・・・

そう思います。

 

 

私は、

自分の子を妊娠初期の流産で亡くしています。

 

「あの子は先に天国に行ったんだ」

という信仰は大いに助けになったものの

やっぱりつらくて

 

当時、周囲の人に話せなかった。

 

妊娠初期だと

まだ周りの人は、妊娠していたことすら知らないから

 

当然、

私が流産して、

大切な赤ちゃんを亡くしたんだってことも知らない。

 

だから

年配の方が亡くなったときのように

「寂しいでしょう」なんて慰めの言葉をかけられることもない。

 

何事もなかったかのように

日々が続いていく・・・

 

そんなことを、今思い出しています。

 

 

あなたは

ご自身の赤ちゃんとのお別れのことを

誰かに打ち明け、話すことができていますか?

 

どうぞ

赤ちゃんのことを忘れようとなんて、

しないでくださいね。

 

会いたかった我が子のことを慈しみ

 

手に入らなかった幸せな日々について語る

 

その涙と言葉は

そのまま愛の証しとして

天国の赤ちゃんに届くはずだから。

 

 

私は

アートセラピーという手法を使って

言葉になりにくい想いを表すお手つだいをしています。

もしよかったら

あなたの赤ちゃんのお話を聞かせてください。

 

 

お問い合わせページから、ぜひご連絡ください。