行楽シーズン、家族連れを見ると悲しみがよみがえる・・・ | 流産の悲しみを アートで解きほぐす

流産の悲しみを アートで解きほぐす

流産経験のある公認心理師、アートワーク・セラピストの名田文子です。
流産の経験は、理解してもらいにくいものです。
今も心の傷が痛むのに、誰にも話せない。
そんなあなたに寄り添いたいと思います。

こんにちは。

アートワーク・セラピストの なだふみこ です。

流産、死産、新生児死などで赤ちゃんを亡くされた方の

サポートをさせて頂いています。

 

 

あなたは今、どんな気持ちでお過ごしでしょうか?

 

私がこの記事を書いている今現在は

秋の三連休の二日目。

 

気候も良く

さわやかな風、明るい陽射し・・・

いわゆる「行楽日和」なのですが

 

 

あなたが赤ちゃんを亡くした、

あのお別れの日から何年かが過ぎていたとしても

 

「もう平気だ」と思っていたとしても

 

行楽シーズンに、

楽しそうな家族連れを見ると

心がかき乱される

そんな方もいらっしゃるのではないででしょうか。

 

 

 

もしそんなお気持ちであるならば

 

心の傷に触れてしまったら

たちまちあの日に引き戻されて

大きく動揺してしまう

その反応は、まったく普通のことです。

 

どうか自分を責めないでください。

 

無理に元気を装わないでください。

 

 

 

 

 

その気持ちを話すことができる誰かが

あなたのそばには、いますか?

 

アドバイスをしたり励ましたりするのではなくて

ただ黙って、気持ちを分かち合える

そんな誰かが、あなたのそばにいますか?

 

 

もしかしたら

あなたは、自分が悲しみ嘆くことで

大切な人を苦しめてしまうことになると思い

自分ひとりで涙を流しているかもしれません。

 

 

だけど

寄り添ってくれる誰かがいる

それは絶対に必要なことです。

 

 

あなたの心の回復を

誰よりも願っているのは、

あなたの赤ちゃんです。

 

 

あなたの赤ちゃんを安心させてあげるためにも

自分の心のケアを、たっぷりしてくださいね。

 

 

日常の接点がない第三者である、

カウンセラーに話してみる方が

気兼ねなく気持ちをぶちまけることができるかもしれません。

 

 

また

赤ちゃんを亡くすという、自分と似た境遇にある仲間を探すことも助けになると思います。

 

例えば神戸では、エンジェライトというグループがあって

とても暖かい分かち合いの集いが、月1回開催されています。

 

 

 

 

あなたにとっての日々が

心穏やかなものでありますように。