梅干し作り:時間をかけて待つことの大切さを思う | 流産の悲しみを アートで解きほぐす

流産の悲しみを アートで解きほぐす

流産経験のある公認心理師、アートワーク・セラピストの名田文子です。
流産の経験は、理解してもらいにくいものです。
今も心の傷が痛むのに、誰にも話せない。
そんなあなたに寄り添いたいと思います。

こんにちは。

アートワーク・セラピストの なだふみこ です。

流産、死産、新生児死などで赤ちゃんを亡くされた方の

サポートをさせて頂いています。

 

 

暑い日が続いていますが

お盆を過ぎると、やはり少し涼しくなったように感じますね。

 

神戸の我が家では、

冷房を使わずに家で過ごせる時間が増えてきました。

 

 

さて、夏といえば、

 

私にとって欠かせない大事な季節行事があります。

 

それは、梅干し作り。

 

 

梅を塩漬けにすることは、梅雨の頃に終わっていて、

天日干しの作業を、

「土用」の頃にするのです。

 

この夏は

ガンガンに晴れた日には外出する予定があって干せず、

 

一日中家にいられる日は曇ってる

という残念な流れで、

 

ようやく、お盆を過ぎてから、

梅たちを外に並べることができました。

 

 

そして、昨日、

今年の梅干しが完成しました!

 

 

梅干し作りは

どんなに忙しくても

これだけは毎年やってきました。

 

それは

「自分でつくった梅干しが一番おいしい!」

と思っているからですけど

 

もうひとつ

梅干をつくるたびに

大事なことを思い起こすことができるからでもあります。

 

 

それは

「待つことの大切さ」。

 

 

梅干し作りは、

作業自体は、難しいことは何もありません。

 

ただ、

梅の季節を待ち、

潮が浸透して梅酢が上がって来るのを待ち、

晴の日を待ち、

いい具合に干し上がるのを待つ。

 

 

やたらに手を入れれば、

かえってカビが生えたり崩れたりして

失敗のもとになりますし

 

晴れの日がなかなか来なくても

それは焦っても仕方ない。

 

待つしかないのです。

 

 

 

毎年

梅仕事をしながら

「いい時期を待ちながら日々を過ごす」ということを

再確認しています。

 

 

誰にも

一番いいタイミングで、

必要なことが与えられるはずだと信じています。

 

 

ただ、それは、

自分の計画や願いとは、

もしかしたら違う形をとるかもしれないけれど・・・。