売れっ子みたいだね。
ってからかわれました。
午前中は、マリンバでの録音！
そして場所を移動して・・
午後はジャズアベンジャーズの新譜、ドラムの川口千里ちゃんの曲でヴィブラフォンを録音しました
ちなみに、この２現場のアレンジャーは安部潤さん！
大活躍っていうか、本当の売れっ子です
午前・・。
最初はこのブースでマリンバを弾いていたのですが、音が遠いというので
パイプを取って、小さいブースへ移動。
何種類かのマレットを試して弾きましたが、私が一番お気に入りのマレットが選ばれました。
早く終わったのでエンジニアさんに
『音の違いを聴き比べてみる？』
と。
聴き比べたところ全然違いました。
このちょっとした音像の違和感をどのように環境を変えたらうまくいくのか？
を瞬時に判断するのがエンジニアさんのお仕事なのでしょうが、
これはさすがに感動しました。
『すごい〜！』
と言っちゃいますね。
そうそう、、最後に
グリッサンドをやってくれと言われたので、
『えい！』
って、片足上げて1人で魔法使いみたいにやっていたのですが
ここに写っちゃってみんなに見えてるっていう。
ここのブース小さいからカメラは無いと思っていた・・
そして、後半のレコーディング！
いや〜、、こちらは
スパルタ！
打楽器女子が書いた・・・
しかも、川口千里が書いた曲。
音の資料が届いた時、
確か・・・車に乗っていて・・・・
ファイルを開けて聴いたのですが事故りそうになった。
え？
これ、ユニゾンで弾くの？！
もう、急にやる気を焚きつけられて、家に帰って休む間もなく速攻ヴィブラフォンを弾いてみた。
楽しい・・・
打楽器の人ならきっとわかると思うけど、かなり楽しいです。
ぎゃーぎゃー言いながらやるやつ。w
で、
できた後は達成感しか残らないやつ。w
研究して挑んだはずなのですが・・
『はい！もう一回！』
『惜しい！はい！もう一回！』
1000本ノック？！
スパルタ半端ない録音。w
ノックはお一人５本まででお願いします。
でもね、、
気がついたんですよ。
私、、午前中のマリンバの時もそうだったのですが、この手のリズムの曲はクリアにはっきり叩く事が良い！
と思ってたんです。
でも違うんです。
音楽のストーリーを表現した方がいいんですよね。
あたりまえだ！と言われちゃうかもしれませんが、この手の曲は機械的にやろうしちゃうんです。
むか〜〜〜し、、
若い頃・・・
録音のお仕事で
抑揚はつけないで！
録音は音がしっかり出てればいいから。
音をクリアに弾けばいいよ。
強弱つけないで。
って、言われた事があったんです。
どちらかと言うと、それを言ったのはセクハラが激しく嫌いな人だったのに
その25年前の事が未だに自分の記憶（しかも重要だと思ってる。）に残っていた事に今回気づいた・・。
うわ〜！！！！！
要らんものを大事にしていた・・
知らない間に・・・。
千里ちゃんに曲のストーリーを聞いてみたら、私は真逆な表現していた。
自分の中の癖になっていた部分もあったので、今日のスパルタ録音で浄化された気がしました。
ほんと、とても楽しかったです。
終わった後は達成感しか残らない・・
ありがとう〜。
千里ちゃんと木村さん（私のアルバム２作品のエンジニアでもあります。）
で
で
で
この前千里ちゃんがJPCで爆買いした楽器達！
ここの記事にその時の様子が書いてあります。
今日のダブで使うやつだった様で、小物が得意な私はパーカッション監督に就任したので
残って監督業に。
さっきのスパルタの仕返しをしてやろう・・
イヒヒヒ😁
と企んでいたわけですが
楽器の音色を選定しつつ、（ここはちゃんとふざけず教授しました。）
ここの写真でにこやかにシェーカーを振っている人物は
『力がなくて８小節もたない！』
と悲鳴をあげている、柔（やわ）系パーカッショニストでしたが
なんだか楽しそう。笑
そしてシェーカーをうまく止める技を習得したらしい！
ウインドチャイムの鳴らし方も綺麗でした。
そんな中どこでウインドチャイムを入れたらいいか？？
と言う事を話し合っていて
『自分はセンスあると思う人〜！』
と、言う問いに
『は〜い！』
と答えたら
『自己肯定感高！！』
と言われてウケた
もう、高校の教室
そんこんなで
結局私が演奏した曲以外にも聴いていたのですが、
なんだかめちゃくちゃ愛の篭ったアルバムでした。
いつリリースなんだろう。
私も今年自分の作品を作ろう！
と年始に誓ったのですが、ようやくツアーをやろうと決めて動いている段階で（遊びはすぐ決まるのに。）
まだ動けていません。
人の現場でとても刺激を受けて帰ってきました。
みんなで作品を作るっていいな〜。
1枚のアルバムにはたくさんの人の想いがこもっています。
CDが売れない時代と言われていますが、約¥3500でたくさんの愛情が詰まったものを聴く事ができます。
私たちの作品を受け取って一緒に楽しんで貰えたら嬉しいです！
こんな気持ち。
あ！そうそう
柔（やわ）系パーカッショニストの小物録音中、
今のよかった！
う〜んどうかな？
と思いながら聴いてたのですが、録音が終わった後
『木村さんの後ろの人の顔がうるさい！』
と。
木村さんの後ろの人・・・
『はい！私です。』
Thank you so much 