前回までの記事はコチラから。

(1)~ゆっふぃーさん豪華ライブ~

 

 

 ゆっふぃー(寺嶋由芙)さんのステージが終わり、キャラクター達と写真撮影をしたあとは、成田山新勝寺へ参拝に行きます。「成田詣」への参加は今回で5回目になりますが、新勝寺が近付くにつれて身が引き締まるのは変わらないですね。総門の前で一礼し、階段を上って本堂へと向かいます。

 

 五重塔をパチリ。凛として風格がありますね~。

 去年(2022年)の「成田詣」は快晴で、5月下旬にも関わらず最高気温30℃の予報だったのですが、今年は曇っていたので観光しやすい気候でしたニコニコ

 

 本堂へ参拝後、毎年恒例のおみくじを引きます。

 今年の結果はといいますと…「吉」でした!

 

 なぜ成田山新勝寺のおみくじにこだわるのか?とお考えの方も多いと思いますが、その理由はズバリ、「おみくじの文言に勇気をもらっているから」です。漢字の成り立ちをはじめ、具体例を用いて分かりやすく説明しているのが大きいと思います。

 

 今年のおみくじの文言は以下の通りでした。

「満月に向かうように、憂いが消えて明るい状態になる。ただし、その後はまた欠け始めるのも月と同じことなので、今の好機を逃さず、人よりも先に積極的に進むこと。新仏を敬うことが大切」

 

 このおみくじの「月」という言葉を見た瞬間に思い浮かんだのが「月」というタロットカードの存在でした。私が小学生のとき、「ちゃお」という漫画雑誌を読んでいて、その中に「Dr.リンに聞いてみて!」という作品が連載されていました。風水をテーマにした作品で、テレビアニメ化されたこともあります。(実際に私が読んでいたのは2000年~2001年頃、当時小学校4年生~5年生でしたね)

 

 あるとき、「ちゃお」の付録に「Dr.リン」をモチーフにしたタロットカードがついてきたことがありました。その中に「月」のカードがあり、タロットカードの解説書には「月は満ちたり欠けたりして常に変わっているからこそ、人は不安になるのかもしれません」と書かれていました。

 実際、「月」は曖昧な状態を意味するカードであり、正位置だと「不安」「不鮮明」などの意味が、逆位置(絵柄が逆)だと「現実が見える」「安定」などの意味があると言われています。タロットカードの多くは正位置だと良い意味、逆位置だと悪い意味になることが多いのですが、「月」をはじめとした一部のカードには「例外」があるのです。

 

 占いや宗教を信じるかどうかは人それぞれですが、人間は古来から、自然現象をはじめ、あらゆるものに「霊」や「魂」を宿して生きてきたのではないかと思います。今回の成田山新勝寺のおみくじの文言もそうなのでしょう。私は今の会社に転職して「勤続5年」を迎えることができましたが、「今の現状に満足してはいけないぞ!」というメッセージでもあるのでしょうね(^_^;) 気を引き締めていきたいと思います(・・;)

 

 その後は昨年同様、「近江屋」さんへ行ってうな重を頂きました☆ふっくらしたうなりくんがとっても美味しかったです\(^o^)/

 

 あ、失礼しました。「うなぎ」でした\(^o^)/

 

 「近江屋」さんでうな重を食べているとき、私の近くに座っていた数人の女性グループの会話が耳に入ってきました。どうやら医療・介護関係のお仕事をされている方(もしくはそういった分野を専攻している学生さん?)のようでした。

 そのグループの皆さんはコロナのことについて話していて、「ダイヤモンド・プリンセス号」というワードが出てきました。その後の詳細な話の内容までは忘れてしまいましたが、「あれでどれだけ水際対策を行っていたとしてもコロナは防ぎきれなかっただろうし、何が正解なんて分からないと思う」と女性グループの中のひとりが話していたのが強く印象に残りました。

 

 2020年1月に「中国の武漢で新型肺炎発生」のニュースが流れてからコロナ禍に突入し、コロナに振り回されて生きてきました。幸いにも私は職や収入を失うことはなかったし、今までコロナ陽性になることもありませんでした。

 しかし、社会の重苦しい雰囲気に影響されたのは事実で、旅行やイベントの参加レポートをブログに書けず、楽しみを他の人と共有できなくて寂しい思いをしたこともあります。実際、ブログの更新をやめようと思ったこともあります。また、家族と同居している友人・知人は「自粛」しているのに、一人暮らしで健康な私が「自粛していない」のは良いことなのか…と悩んだこともありました。

 

 今でこそはウイルスについての研究も進み、だからこそ新型コロナの感染症分類も季節性インフルエンザと同様の「5類」に変更され、行動制限もなくなりました。マスクの着用も個人の判断に委ねられています。感染者が増えるたびに出される緊急事態宣言、どこへ行っても常にマスク着用…だった頃から比べればものすごく改善されたと思います。

 しかし、新型コロナが「未知のウイルス」だった頃の行動制限や「これでもか」というくらいの感染対策なども、今考えると「仕方なかった」のかもしれません。学校の臨時休校も同様で、楽しみにしていた学校行事が中止・縮小されるなど児童生徒・学生にとっては受難の学生生活となってしまいました。子どもと接する職業に就いている私も心が痛みます。改めて思いますが、何が正解かなんて誰にも分かりませんよね…。

 

 

 途中から重苦しい内容になってしまい申し訳ありませんでしたアセアセ楽しいイベントの中にも考えさせられることがあったできごとでした。大変なことや悲しいことも多かったコロナ禍でしたが、一方では「得たもの」もありました。そのひとつが「ビデオ通話・ビデオ会議」の活用でしょうか。コロナ前から個人や会社で活用しているケースはあったのかもしれませんが、そういう話を聞くことはありませんでした。しかし、コロナ禍となり、対面での交流が控えられるようになってからビデオ会議の普及が進みました。電話(音声のみ)と違い、直接会わなくても、画面越しで相手の顔を見ながら話せるのはすごく良かったと思います。こういう「新しい交流の形」はこれからも続いて欲しいですね。

 

 昨年同様、2編目はキャラクターが出てこない記事でしたが、次回の記事ではキャラクターパレードの様子を書いていきます!