ちょっと前の話になりますが
愛鷹連峰を歩いてきましたー
以前歩いた愛鷹連峰は北側の「黒岳・越前岳・呼子岳・位牌岳・前岳」と歩きましたが
今回は南側の「愛鷹山・袴腰岳・位牌岳」を歩きました
愛鷹連峰の最高峰は越前岳なので
どちらかというと
そちらを歩く方の方が多いと思いますが、
やっぱり「愛鷹山」という名のつく山は歩いておきたいと、
いつか機会があれば・・・と思っていたのです
元々この日は(も?笑)丹沢に行く予定をしていたのですが
あいにく、丹沢周辺は全て、雨予報・・・
どこかないかと探しましたら
近辺ではここ辺りだけセーフだったので、
よし!この機会に!と思ったのでした^^
(グッジョブ自分♪)
レンタカーを借りて
「水神社」の無料Pに駐車させてもらいます。
まずは水神社にお参り。
雨降ってない〜♪
水神社では桃沢川の源流からの湧水がジャバジャバと豊富で
そのお水を頂くこともできます。
いつもなら私達も頂くところですが
なぜかこの日は頂かなかったのですよね
こちらのお水は美味しいうえに、
3年は腐らないと言われているようですよ
この日は水よりこちらに釘付けでした・・・(苔好き病発生)
たまらん
境内のすぐ側に沢があるのですが沢が
愛鷹山の溶岩の上を流れており、
なかなか面白いです
↑それよりも苔・・・な人 w
これはちょっと怖かったかな(形的に・・・)
お参りを軽く終えて駐車場裏から林道に入ります
初めての道ってワクワクする!
随分山に入ってなかったかしら?と思うほどに
急激に春の息吹を感じました
今ではもっともっと、山は青々として
花々ももっともっと、咲いているのでしょうね
この時でさえ春の訪れに感動していました
向こう側に見えた山肌なんかは桜やツツジのピンク色と
若葉の萌黄色で、とても美しかったのです↓
↑この道標は印刷されたような字なんですが、
今回は手作りの道標が多くて道標の写真が多めです^^(手作り道標好きなんです)
上の写真は道標に雨よけがされているのが
なんだかホッコリしたのでパシャリ
木々が伐採された道は新しく作られた路なのかな?
手作り♪
先ほどの道を登り上げると
ちょっとしたミツマタの群生がありました
時期はもう終わっていましたけど^^
ここで少しおにぎり食べて休憩
力強い字体です^^
この後樹林帯を歩きますが
途中こんな葉っぱが♪↓
いつかのブログで教えてもらったのですが多分これは、イワタバコの葉っぱですね^^
もうすぐあのかわいい星のような花が見られるのでしょうね
愛鷹山付近では水の滴るこのような場所が多いのでよく見られるようです
ここら辺の道標はみんなとても小さくて低いんです。
なんだかそれが自然に対して妙に遠慮深げに見えて好きでした^^
そしてほぼほぼその道標に「五十雀(ゴジュウカラ)」という印が。
どちらかの山のグループなのでしょうか
ヤマツツジがたまに鮮やかに咲いています
知らなかったのですが
この辺りでは「愛鷹ツツジ」という珍しいツツジがあるらしく
裾野市の天然記念物に指定されているようです
ただ咲いているのが今のところ別荘地内と「大岳」付近だけらしく、
行きやすい別荘地内は今はコロナ禍でその立ち入りを禁止しているようです
残念。
↑私はこの、「やる気のない」感がほとばしる道標が気に入りました(笑)
私の性格もだいたいこんな感じです
こちらも愛鷹山の「鷹」の中の字が消えてしまったのかもだけど、
「えーと。中はどんな字やったっけ」とほったらかしてる間に
それを忘れてそのままつけたか・・・
とかかな(・・・だったらアタシっぽい性格)
と想像しては、ほくそ笑んでました^^
植林地帯を歩く道すがら、苔もたくさん(萌)
今回は全体を通して山に水がよく蓄えられてるせいか
苔の多い山域でした
植林帯を登り上げると稜線の分岐に出て
それまでとは打って変わって視界がパーッと広がります
雲が取れてきたー
相変わらず控えめな大きさ^^
水神社から登り上げてきたのでまず左の愛鷹へ。
登り上げてる途中に振り返ってみたら
おお〜富士山!
少し雲が多かったから心配してたけど
見えただけでもありがたい!
そして愛鷹山!
やっといつかこの名のつく山に来たいと思っていた願いが叶いました^^
山頂は平らになっていてとても綺麗なので寛げます
私が山頂に着きましたら左側に鹿が一頭いて
カモシカのようにこちらをジーーーっと見ていました
すぐ逃げないのは珍しいな、と暫く見つめあっていましたが
その後かわいいお尻を見せて去って行きます
下山後に気づいたのですが、
確かこの鹿が進んだ側に愛鷹明神があったのですよね!
あ〜残念!すっかり忘れていました。
次回はきっとご挨拶に行かねば〜
(あの鹿は誘ってくれてたのかしらん^^)
愛鷹山を下山し
「馬場平」を経て「袴腰岳」へ向かいます
今までの樹林帯に比べて広くて気持ちいい歩きです^^
空の雲がいい感じ
途中にちょこんと頭だけ見える富士山もいい^^
雲と富士山と青空と木。
なんか好きな写真です。←ちなみにアタシ作で自画自賛
アセビちゃんたちの群生通過
この時期はちょうどアセビがモリモリでした
これからの時期はそろそろツツジがあちこちで咲き始めるので
山の彩りや華やかさから考えるとこれから訪れた方が、
抜群にいいいと思います!!是非〜♪
馬場平あたりはその名の通り平らで気持ちいい
木の穴が
どーしても気になる性分・・・
どんな木の穴を見ても気になってしょうがない
どう気になるのかといえば、説明し難い。
気になる、としか言いようがないのですが・・・。
大きな橅の木の枝が、
踊ってるみたいに上に大きく広がっていたので
歌いながら近づく怪しいヒトがいました
これからブナになろうとしています(本人談)
ワラワラワラワラ〜〜!!と、
枝の感じを両手をひらひらさせて表現させているそうです(本人談)
根はしっかり張っている感は足の感じで表しているそうですよ
・・・・かと思ったら
別の大木に張り付いたりと
色々とコーフンされてるようでした(他人事)
抱きついたその木の下にここが「馬場平」という標識がありました
昔、愛鷹山では野生馬が数多く生息していたらしく
江戸時代には放牧場があったらしいです
ただ本来は位牌だけから南のなだらかな地形であって
こちらではなかったようですが。
だけどここだって十分馬が闊歩出来んでないの〜ん♪
富士山があくびしてるみたい(上に薄ら雲)
まめ桜もたくさん咲いてました
気持ちよくふんふん歩いてる間に「袴腰岳」着。
なんて読むのかなと思ってたらそのまんま、「ハカマコシダケ」だそう^^
ここから位牌岳に向かいます
ツツジと思われる蕾がたくさんたくさんありました
(今頃はもう咲いてるかしら)
だけどこの時はアセビが見事!
なぜかピンクっぽい色のと
真っ白系があり、
これは熟女とヤング(←)の差なのかしらん。
種類なのかしらん。
どっちか知らんアタシです
途中「一服峠」を通過・・・
こちらの道標がまたステキなのです
よく見てください。
一服峠の標高も1330位・・・
位、っていう「だいたい感」がいい!
そして
袴腰岳へは「60才のコースタイム 0:20(分)」
30才では10分かといえばそーでもないとは思いますが笑
・・・なんかいいなあ。
あ、本来ここからも富士山が見えるようなんですが
この時は雲がかかっていて見えませんでした。
でも名の通り、ここで一服してパンを食べましたよ
春の芽吹き
ここを過ぎて道すがらに少し小高い場所があったので登ってみました↓
こんな景色↓
気持ちい〜(奥には駿河湾が見えてました)
ブルーバージョンの手作り道標もいい
暫く進むと視界がバーンと開ける場所に。
ほほ〜ん♪
で、間も無くして位牌岳。
残念ながらガスガス
こちらで腰掛けて
お昼にしましたー(と言ってもコンビニパン)
つづきまーす
ふ