あの樹あの苔。また会いたい! 2022.4① | ふみの山散歩

ふみの山散歩

丹沢をベースにウロウロしてます〜^^

 

 

 

このブログを読んで下さっている方は

だいたいお気づきと思いますが

ワタクシの行動は感覚というか思いつきが

多いです

 

 

 

この時期だからあそこに行こう!とか、

この季節だからあちらへ♪ということも、

まあ、あるっちゃーあるんですが。

 

 

 

 

でもそれを飛び越えてよく、

季節やら何やらを飛び越えて、

「あ。」

となるんですよね(←)

 

 

 

 

「あそこ、行きたい。」と。

 

 

 

 

 

今回そう思った場所は

以前(丹沢)番長に一度連れて行ってもらって

会いに行ったカツラの大木。

あの樹に、もう一度会いたいいい!

 

 

となりました(なっちゃった)

 

 

 

そして同時に、その道中に見た(触れた)

ものすっごい、ふわんふわんな苔(え)。

 

 

 

あの苔にも、会いたいいいい!と・・・。

(なっちゃった)

 

 

 

あの時連れて行ってもらってから

そのカツラの大木や苔はもちろんのこと

前後に歩いた道がとてもよくて、

度々、思い出したりはしていました

 

 

でも自分(達)だけで行くにはやっぱり

明らかに技量が足りなくて、危険でした

 

 

なので残念ですが今回は

とても良かったそのコースの一部は歩かず(歩けず)

違う道から、会いに行くことにしたのです

 

 

 

その道も初めての道なので

そりゃもー出発する時は

それなりに緊張したわよね

 

 

・・・て、にやけてるし。

 

 

 

実は最初は2時間弱は林道歩きなので、

この段階ではまだワクワク感の方が優ってます

 

 

いつの間にか山吹がキレイに。

 

 

ヤマツツジもこんなに。

 

 

 

 

ミヤマキケマン

 

 

ダム。

 

 

 

このダムの右奥に見える、黄色いところは

 

 

 

 

ミツマタ天国でした^^

 

 

 

 

 

そして

そして

 

 

 

 

 

こちらもいつかお会いしたいと思っていた方^^♪↓

 

 

 

 

あなたはだあれ?

 

 

 

うあーはーはーはー

 

トトロニコニコ

 

 

 

 

ムヒュヒュヒュニヒヒ恋の矢 

変な笑みが漏れちゃうわ

 

ムヒュヒュヒュ(もうええ)

 

 

 

 

 

このトトロの耳んとこの木だけが

なんでぴょこんと出てるのか不思議です。

あの耳の下に立ってみたいなあ(妄想)

 

 

 

 

だいたいにおいて退屈のはずの「林道」は(→今日はしかも、2時間!)

退屈とは感じなかった。

今回は「初めて通る」という理由からそう感じたのかな?と思ったのだけど

 

 

 

帰りに通った時もやはり、あまり退屈を感じずなんとなくいい気持ち。

個人的に私はこの辺りの全体の空気感がとても好きだからかな

ということで落ち着きました(だから何)

 

 

 

 

全体的に苔っぽい

 

 

 

 

ムカゴネコノメ。水滴が美しい

 

 

 

この前日は雨が降っていたのです

当日の予報は「曇り時々晴れ」だったのですが、

実際はほぼ「曇り」の日となりました

 

 

山の神にご挨拶をしました

 

 

 

続いて地蔵堂。

 

 

 

 

 

そして地蔵平。

 

かつてここには約200戸ほどの集落があったらしく

子供達の分校もあり、ちゃんとした生活区域だったようです

 

 

 

 

こちらでちょっと腰掛けてパン休憩した後は

林道とは違った初めての道へ。

これまでは林道だったのでのほほんと歩いてましたが

ここからは山の信号を見落とさないように。

 

 

 

↑ここは本来正しいのかよくわかりませんが方向はあってます(笑)

時短で尾根に上がりました

 

 

 

 

 

尾根に上がるとあらまあ、

 

思ったよりもキレイな道が続きましたニコニコ

 

 

 

 

 

 

 

開けたところでは思わず周りにある個性的な木々にご挨拶なんかして看板持ち

 

 

 

 

ネジネジやなあひらめき

 

 

 

 

そしてある程度登り上げた所で

尾根を乗り換えます

 

よっしゃこっちやキメてる

 

 

 

乗り換えた尾根はま〜ぁ、こちらも美しく、ブナがたくさんありました

まだ葉は芽吹いていなかったけれど新緑の頃はキレイなのだろうなと

思いながら下ります

 

 

そして

かつてはどんなにか立派な大木だったのだろうと思われる

素晴らしい姿の倒木が。

 

倒れた時はどんな音がしたのだろうと想像します

 

 

 

 

 

お疲れさまですにっこり

だけどまだ、別の形で生きている

 

 

 

下っていくと次第に沢の音が聞こえだします

 

 

 

 

当たり前ですが

なんの目印もリボンもないので

また来た道を戻るつもりでいた私(達)は

この降り立った場所の微々たる特徴を地形とともに

記憶に留めて脳裏に焼き付けます

 

 

 

 

尾根を降り

さて、ここから。

 

 

 

 

実は目的のカツラの木の場所は

はっきりとは、わかっていませんでした。

だいたい、この辺り。の、

はず。という程度。

 

 

 

番長に連れてきてもらった時は

今回のルートとは全く違い、それはとても複雑で、

どうやってこの場所に来たのか私はわかっていません。

気がついたらあの大木のそばに立っていた、という感じでした

 

 

 

 

なので大木に向かう方向も違っています

地図を見て沢の流れや尾根をみて、

探し出せれば「やったー」という感じ。

もしも探し出せなくても、

それはそれで、仕方ないとはどこかで思ってはいましたが

会いたい気持ちは・・・めいっぱいありました

 

 

 

そこで

前方を見た時あるものが飛び込んできて

私はちょっと(かなり)コーフンして叫びました

 

 

ああああ!

あー!

あー!

あったあったあった!アレ!アレ!手!手!

(って、なんやねん)

 

 

 

 

手、というのはこれのことです照れ

 

前回、番長達と来た時に心底感動した苔むした倒木。

実はワタシはカツラの大木とともに、

この山の神の手のような、この倒木に会いたくて会いたくて

しかたなかったのですえーん

カツラの大木と共に、忘れられない存在でした

 

 

 

この木は見た通り独特で、

ワタシの感覚では横たわったトトロみたいに温かい生き物でした

 

うぁぁああああ・・・・(感動)

 

 

フワンフワン。

温かささえ感じるくらい。

涙でそー

 

 

 

 

そして、この手と会えたことで

カツラの木のいる方向が、わかりました

 

 

「あっちだ!」

「あっちから歩いてきてこの手の木に会えたから、カツラの大木はあっちにいるよ!」

 

 

もう一度沢をまたぎ

引き返します。そしてもう一つ沢を跨いで、

皆でお昼を食べる時に腰掛けた場所を見つけました

 

 

つづく

 

 

ニコニコパー