2018.6 尾瀬① | ふみの山散歩

ふみの山散歩

丹沢をベースにウロウロしてます〜^^

 

 

 

こんばんは(´∀`)

ただいまです(もう3日前ですが)

 

 

この度、

人生初の「尾瀬」に行ってきました\( °∀° )/

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ尾瀬にしたのか

よくわからないんですけど(笑)

 

 

『尾瀬かな』

となんとなく思い、

行ってみたら

あまりにその時の自分にぴったりの場所でした^^

 

 

そして

あまりにしっくりきたのでね

 

 

私ね、

思い切って

 

 

転職をね、

したんですわ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

 

 

 

尾瀬といえばの

 

 

 

歩荷ですわ

 

 

 

 

ふ・・・

嘘やで・・・( ̄▽ ̄) ←アタリマエ

 

 

 

 

リフレッシュして、

何かが「落ちた感」

を感じたこの山旅・・・

 

 

おおきに、尾瀬さん。

という気持ちデス

 

 

写真は多いかもですが

簡単なご報告程度のブログに

まとめさせて頂こうと思います^^

 

 

 

 

その前に皆さん

前回のブログではご心配をおかけしました。

 

「いいね」ボタンで気持ちを表して下さった方も

個人的にご連絡をくれた方も。

心から感謝しています

 

 

歩きながら

 

ご連絡を頂いた方達の顔を思い浮かべては

「ありがとう」とつぶやいていました(▰˘◡˘▰)

 

 

木道を

ポクポク歩きました

 

風に吹かれてきました

 

 

その風に

湿地の草がそよそよと

波のように揺れていました

 

 

ワタスゲがフルフルと揺れるのを

愛おしい気持ちで見てきました

 

 

一面に咲く紫のヒオウギアヤメの

凛とした姿に心打たれたり

 

 

大きな大きな滝の

エネルギッシュな流れと音に

刺激をもらったり。

 

 

そういった、

尾瀬に漂う全てによって

体の中の細胞が

ひとつひとつ

洗われていきました

 

 

そんな初めての尾瀬の

記録です

 

 

 

 

バスタ新宿から夜行バスで

尾瀬に向かい、

『大清水』で下車しました

 

早朝4時位に到着して

4時半頃出発しました

 

すでに標高1180mの大清水。

 

 

暫くは林道歩き(少し待てば一ノ瀬までバスもあります)

 

 

 

尾瀬を訪れるのは

もう少し先だと思っていました

 

 

行きたいと思っている山

(=無数にあるけど)に

ある程度登ってから、

 

そろそろ、ゆったりと

「歩くだけの山」もいいね

という気持ちになるのが

 

ずっとずっと、

先だと思っていたから。

 

 

 

なのに

今回は不意に

尾瀬へ。

 

なぜ尾瀬だったか

わからないけど

ここでなかったら

今回は自分の中の何かが

変わらなかったような気がする

 

必要な時に

その場所に呼ばれる幸せ

 

 

大清水から日陰の樹林を暫く歩くと

先が明るくなってきて

 

 

真っ正面に

ふっと

現れる、

 

尾瀬沼と燧ヶ岳

 

 

感動で言葉がでず

 

「ナニコレ・・・えーんドキドキ

と呟く。

すごい。

 

 

きっと

もう終わっているだろうと

諦めていたワタスゲも

 

 

足元に

たくさん揺れていた

 

(iДi)

 

 

 

 

バイケイソウも一面に。

 

 

バイケイソウは丹沢にもたくさんあるのだけど

いつもこの時期はあまり丹沢を訪れないので(=暑い)

咲いているのを見たのは

初めてだった

 

 

長蔵小屋(第一)

古い小学校みたい(▰˘◡˘▰)

 

 

この裏で休憩します

こんな光景を見ながら

ベンチに座ってパンを食べます

 

風が水面を揺らし

草を揺らし

 

 

鶯とカッコーが鳴いている

 

音のない場所に

鳥の声が聞こえるから

 

その静寂が一層深まる

 

 

 

来て良かった

ここにしてよかった

 

すでにそう感じながら

パンを齧り

黙って風を見ていました

 

 

 

 

トイレに行こうとしたら

売店発見・・・かわいい(´∀`)♪

 

 

バッヂを買って、

お餅にクルミと胡麻が入ったお菓子でまた休憩

 

 

ここからは

尾瀬といえばの

 

木道歩きが始まる

 

 

写真の中で何度も見た風景は

やはり、体感して歩くのとは違った

 

 

大きな空

そよぐ風

 

青、白、緑、のシンプルな色彩

 

 

写真で見るより

 

 

やっぱりステキだ

 

写真には広がりに限度があるということを

 

 

改めて感じる

 

通じないんだなぁ

この広がりと

この風の感じ

 

 

会いたかったワタスゲに

触れてみる

 

その儚い柔らかさに

グッとくる(〃∇〃)

 

 

 

大空に漂う

ふうわりとした雲

 

数日前のレントゲンでみた

自分の肺の周りのみたい

 

 

ナナカマドの花

 

秋にもまた

ここを訪れたいと思う

真っ赤に染まるナナカマドを見たい

 

 

シャクナゲ

 

 

 

今日は『スポ隊』で来た私たち。

(スポ隊=ラ・スポルティーバの靴を履いたチーム)

 

 

ほとんどが平坦な木道を歩くには

こちらがちょうどいい

 

 

 

リンドウは

小さいけれど

 

高い背の草のすき間から

上手にカラダいっぱいの光を

浴びて咲いていた

 

 

ワタスゲのホワホワは

生まれたての動物の産毛みたい

思わず頬ずりしたくなる

 

 

 

何度も立ち止まって

その産毛を触らせてもらった

 

 

 

まっすぐに続く木道

 

 

そのまっすぐに

ただ足を置いて進めばいい

 

そのことは

とても心が落ち着くと知る

 

 

選ばなくていい

委ねていれば

進む

 

 

 

水芭蕉がほんの少しだけ残っていた

 

 

尾瀬は緑と水と空の世界

 

 

 

空と大地。緑と水。光と影。

 

その

大事なものが全て

広がりを持ってそこにある

 

この、

広がりをもって

というのがポイント

 

 

広がりのないところでは

 

高く高く

空に向かって命を伸ばす樹々

 

 

小屋がぎゅっと集まった

集落みたいな場所に出た

 

みんな

レトロで雰囲気のいい小屋ばかりで

ステキ

 

中でもこの

 

『弥四郎小屋』は一番気に入りました

いつか利用してみたい(´∀`)

 

↑ここに腰掛けると

 

 

真っ正面に

湿原に広がっていて

まっすぐな木道があって

その先にドーンと至仏山という

最高の場所

 

 

この光景が目の前に広がるのです

 

 

私たちは

燧小屋で「見晴キャンプ場」の受付をして

一旦テントを張り

アタックザックで滝を見に行くことにしました

 

 

名瀑百選に選ばれている

『三条の滝』です

 

 

歩荷さん^^。

 

 

滝に向かう途中にあるこの

 

「温泉小屋」のテラスが

最高にステキでした

 

こちらもまた

いつか利用したい場所

 

 

このテラスで日がな一日

読書したり

呑んだくれたり

昼寝したり

手紙を書いたりしたい

 

 

CT1時間位の場所に

その滝はあり

 

それは

想像以上に

 

素晴らしかったです( °д°)きらきら

 

すごい迫力で落下する

すごい大きさの滝

すごい音

 

すごいすごいすごい!

と何度も言ってしまうほど

すごかった

 

写真ではなかなか・・・(^^ゞ

 

 

帰り道は

 

 

緑の湿原を彩る花々を愛で

 

 

橋を渡って

 

 

東電小屋に寄りました

 

珍しくビールではなく

花豆ジェラードをいただきました

ここら辺では花豆が特産らしく

どこでも花豆アイスが売っていて

 

一度は食べてみようと。

(結果、私個人はやっぱりビールがいい。笑)

 

 

そしてこちらで

冒頭にアップしました、

『歩荷体験』を( ´艸`)

 

 

中身は空のダンボールです:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

 

ここで暫くまったりして

 

ヨッピ吊橋を渡り

帰路へ。

 

緑の中を歩く幸せ

そして

まっすぐ。

 

道を探さなくてもいい

という安心

 

 

ニッコウキスゲが少しだけ咲き始めていました(´∀`)

 

 

竜宮小屋。

 

 

群馬県と福島県の境。

 

 

今度は真っ正面に『燧ヶ岳」

贅沢です(▰˘◡˘▰)

 

 

燧ヶ岳の麓の小屋の集落

 

 

 

大好きな池塘もたくさんあった(´∀`)

 

風が心地よかった

 

 

見晴キャンプ場

 

 

我が家

日当たりのいい物件です( ´艸`)

 

少し早いですが

夕食の準備

 

シャウエッセンとアスパラの炒め物

(この後スナックエンドウも)

 

おいしかったー(ノ´▽`)ノ

 

 

これを食べている時

突然雨が降り出して

テントに慌てて避難(ノ゚ο゚)ノ

 

かなりの土砂降りになり

「テントが水浸しになっては大変」と、

 

まめがテントの周りに溝を作ろうと

ガンバっていましたら

 

その間に両足の膝から下のほとんどを

ブヨに刺されてしまい

 

翌日は熱を持ち、

すごく痛がっていました

(帰宅後、病院で薬を処方してもらいました)

 

 

一旦は止みましたが

夜中も少し、降りました

 

テントの中でカレーをいただき

 

 

雨も上がったようなので

 

 

初めはテント内で呑んでいましたが

 

燧小屋の玄関前に移動して

 

小袋のポテチを買い足し(¥200)もう少し呑みました

 

 

夜は全然寒くなく

私は快適に眠れたのですが

まめはブヨに刺されて少し熱があったのか

寒かったようです

 

この日は満月で

雨の上がった空が明るかったらしく

その光を感じて眠れなかったとも言っていました

 

初日はよく歩きました

 

約29kmでした٩(^‿^)۶

 

 

つづく