前日の登りにクタクタだった私は
お布団が一人1枚だったせいもあり、
今までの山小屋で一番よく眠れた
朝焼けをみようとイソイソと外にでてみる
テント場はこんな感じ
ずっと憧れているテント泊。
でも私のめんどくさがりの性格を熟知している旦那ちゃんの
反対に従っている・・・(今のとこ)
富士山が浮かび上がってきているがまだ雲が多い
今日のお天気はどうかな・・・
そして AM4:57 に日の出
今日もよろしくお願いします
この他に「とろろ」もあり、皆で分け合って食べます
なかなかお野菜が豊富で朝晩ともによかったあ~
山小屋のスタッフと今日下山される(交代?)医務室の方達が
互いに挨拶されてました
では私達も 出発でーす
今日は昨日とはうってかわっていいお天気
富士山も頭をだしてくれてます
ああ~本当に昨日の空がウソのよう~
こんなに空は青かったっけ?
こんなに緑は濃かったっけ?
どんどん登ってゆく陽の光に
昨日までの疲れた細胞がプチプチと音を立てて
蘇ってゆく
そしてまずは約1時間で「間ノ岳」到着(3189m)
三角点タッチ
こんな光景をみれるなんて
(しつこいけれど)昨日は想像もできなかった
「お手洗いを貸していただけますか?」と声をかけたら
「今日トイレ貸してくれと言われたのは2度目だよ」と
おっしゃいました
意味がよくわからなかったのでこの後、道中考えていたのですが
もしかしたら 当たり前のように借りてゆく方が多いのを
少し気にされてるのかな、と思いました
「チップはどうしたらいいですか?」と聞くと
「ノーサンキュー」
トイレはとっても自然に近い感じのトイレだったので
「これだからいらないって言ったのかな~」なんて思ったり
こちらで少し行動食を補給してから
「西農鳥岳」へむかいます
あそこかな
先に私が到着したので下からくる旦那ちゃんに手を振る
お~い 到着だよ~(3050m)
ここからは約40分で「農鳥岳」(3025m)を目指します
白峰三山の縦走は北岳~農鳥までずっと約3000mの高さを
縦走できるのでとっても気持ちがいいのです
お花もキレイ
時々 頂上にいる方達と少しお話することがありますが
この時、この右側にたっていらっしゃるグレーのおじさんと
少し言葉を交わし、下山までずーーっと前後して一緒でした
そして
なんと
理由あって
「下山してからも」一緒になりました
(詳細は後ほど・・・)
この方 天使のような方です
農鳥岳をこえて40分位ゆくと
下降地点をめざしてどんどん下り
稜線から離れるときは
いつも さみしい
今度はいつ会える?
みたいな気分になり、 切ない・・・
ここから「大門沢小屋」まで
ひたすら3時間、樹林帯の足場の悪い中下り続けます
今夜の宿はその「大門沢小屋」・・・・
の
はず
だった~~
つづく