白峰三山 北岳(広河原〜北岳) ② | ふみの山散歩

ふみの山散歩

丹沢をベースにウロウロしてます〜^^




ひとまず北ノ肩に着きましたが

実は今回の登山は体調があまりよくなかった
涙2

出発前からひいていた風邪が完治していなかったので

鼻がつまって息がスムーズにできなかった

なのでたぶん

標高の高い登山をするにはかなりしんどかった


(なんとなくですが 肺に空気が入りにくい感じだし)

ティッシュの節約のため1時間に1回だけ
チッチ!と決めて


鼻をかんでいましたが 痰も絡むし ズルズルだし

おまけにレインウエアのズボンの下は

タイツだけにしたらいいのにご丁寧に登山用ズボンも履いており

暑くて大変


しかもご覧の通りこのレインウエア10年以上前に買ったもので

さすがにゴアテックス機能もおちてきていて

撥水と蒸れ防止機能がちょっと(だいぶ?)下がっており、

体の中はビショビショに近かったのです
涙2

体はしんどいし標高もあがり雨にぬれて寒いしで

ひとまず「肩ノ小屋」で休憩させてもらいました
ガクリ↓↓





ホットココア
紅茶を頂きましたが


それでも体力も気力もおちたままで

この先続けて歩くか本気で迷いました






出発しました
ガッツ





だけど

今回の山旅はこのことも含め

ほんとうに反省だらけの山旅になったのですが

「結果がよかったからいいものの」という感じで

色々と深く反省しました
↓↓

残りわずかな気力体力で北岳をめざそうときめたのに






さらに「あり得ないっ
」といいたくなるほどの強風と雨かさ







辛くてしんどくて でも先にゆくしかなくて
涙2

そんな時間が大分続いた後で


少し雨も弱くなった頃





わずかに 青空くも







この光景を見たとき

涙がでました
涙2

風が弱まり青い空がみえた、

そんな、いつもだったら

普通の光景でもあるものが 奇跡
きらきらみたいに思えた






旦那ちゃん
が下から「すごいねー!」と叫んだこの時


実は私
はうんうんとうなづきながらヒックヒックと泣いていました


有り難くて 

ありがたくて 

ありがたくて
るー





それでもこの日はこの後もこんな風にくっきりはっきりとした光景は

すぐに雲
に覆われたり また 晴れたりはれとすっきりはしなかった


ベンケイソウは雨にぬれて 美しかったなー











泣きながら
歩いて やっとにこ












到着


でもここも すぐにこんな具合に曇ったりして






雄大なあのパノラマはみれなかったけれど

それ以上の晴れ間を 自分は見れた気がした
きらきら

そして

北岳から北岳山荘を目指してまだ続くので

気も抜けない








山は登っては降り

降りては登りの繰り返し

人生に似てる









こんな光景もみせてくれ

遠くに富士山もいた
富士





そして下り続ける途中





振り返ると




でも  なかなかつかない
涙2

小屋
が見えてるのにいけどもいけども

近づかず、ストックをもつ腕も疲れ果て
ガクリ

旦那ちゃん
に「私今日、晩ご飯のお箸もてないよ

犬食いかも
」なんて弱音をはく





それでも己の足でゆくしかないのだ おふみさん


トボトボ・・・
るー↓↓





そして


やっと


やっと


着きました 「北岳山荘
」に~涙2






天気も体調も悪い中の登山はほんとに厳しいものでしたが

これもそれも自業自得と深く反省
ガクリ

もう今日はいつもの「乾杯ビール
」は飲む気分になれないよ


と道中ほざいていた私
なのに


しっかり飲ませても頂きました(美味しかったです
GOOD


ご飯はこんな感じで
やじるし品数豊富にこっ♪ハート






平日だったので 一人一枚 の布団があり、ありがたや~
きゃアゲアゲ

北岳山荘のすぐ横にお医者さん
がいらっしゃる医務室もあり安心。


雨道で滑ったのか、頭に包帯をされた方がいたので

そういう場合などを考えても山のお医者さんというのは

本当にありがたい存在です
うふ

今回はお世話にならずによかった


初日の今日は一気に 1600m あがりました


明日は一気に 2000m 下ります


ひえ~