このブログを読んでいただいている方は健康に関することをたくさん聞いていると思います。
夜遅くまで起きていると次の日に疲れが残る。
というような方もたくさんいらっしゃるのではないですか?今日は大丈夫ですか?
疲れた体は休めば回復します。
ところが、脳は休めているつもりでも休息していないことが多いのです。
ぼんやりしたり、仕事を休んだり、何もしていない時でも脳は休まないんです。
私自身はゆっくりしたりダラダラするのは大好きですが、そんな私の頭の中では
働き者の脳がいろんなことを考えます。
今日のおかずは何にしよう、そろそろお風呂沸かそうかなとか
どうでもいいことでも次から次に出てきます。
この状態を車で例えてみます。車はアイドリング中でもガソリンを消費しますが、
脳のアイドリングも同じようにエネルギーを消費します。
だからどんどん脳が疲れていく、この事を脳のアイドリング状態といいます。
何もしていなくても、脳は勝手に働いてどんどん疲れていく。
使っているつもりがなくても、仕事を探して働きたがるのが脳の性質なんです。
休めているはずが、水面下でくるくるエンジンを回し続けるやっかいな存在でもあります。
脳の特徴としては
・無意識のときも、脳は働いている?
仕事をしたり、本を読んだり、あきらかに脳を使っているときはわかるけれど、
何もしていなくても脳は働き続ける。
・ぼんやりしていても脳は大食いの臓器。
脳はほかの臓器に比べてエネルギー消費量が多く、体全体の20%を脳が使っている。
そのうち60〜80%は何もしなくても消費される。
・休みなく活動する脳ならではの特徴。
体は行動を止めれば休めることができるけれど、
脳は無意識に働き続けるDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)で疲労を生み出す。
・ぼ~っとするのと脳の休息が違うわけ。
一息入れてリラックスしているつもりでも、頭の中は過去や未来のあれこれを考え続けてしまいがち。
ぼーっとするのと脳の休息は別物。ということなんです。
疲れがさらに進行すると、自律神経に乱れが出てきます。
ものがぼやけて見えるようになったり、耳の機能の不調によりめまい感を覚えたり、
心臓が勝手に拍動を速めて動悸を感じたり、糖代謝が変調をきたして太りやすくなったり…。
他にも下痢や便秘、胃もたれなど、挙げればきりがないくらい様々な症状が出てきます
このような状態を最近では脳疲労と呼ばれています。
次回はこの脳疲労が続いたことで起こった私の体験談も一緒にもう少し掘り下げてみようかなと思います!
前回までの脳のお話
脳のお話② 脳内の動き 人間の脳は大きい | 眠ってしまう人が続出する足踏みピーエで全身トリートメントする施術を福岡で体験しよう! FumiFumiさとるのブログ (ameblo.jp)