こんにちは。フミです。

 

「私の天命はどんな過去に隠されているのだろう?」

そんなことが頭の片隅に浮かびながら、

過去を振り返り、赤裸々に人生ストーリーを綴る世界観ブログを書いています。

 

 

昨日の記事はもう読まれたでしょうか?

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世界観ブログ 039話 私の人生に衝撃を与えた本

 

前回に引き続き、本についての事です。

 

「塩狩峠」三浦綾子さん

 

ある時、

この本を手にとりました。

 

これが衝撃的な出会いになりました。

 

その本をなぜ手に取ったのか、

もう忘れてしまったのですが、

本との出会いもご縁ですね。

 

だいぶ長い本でしたが、

夢中で読みました。

 

最後の結末に

鳥肌がたち、

涙が流れて

人生について

死について考えさせられました。

 

余韻がすごかったです。

数日その本の事で

頭がいっぱいでした。

 

 

この物語は実話を元にして描かれています。

 

本のあらすじ

※ネタバレを含みますので、

ご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

大勢の乗客の命を救うため、雪の塩狩峠で自らの命を犠牲にした若き鉄道員の愛と信仰に貫かれた生涯を描き、人間存在の意味を問う。

 

結納のため、札幌に向った鉄道職員永野信夫の乗った列車は、塩狩峠の頂上にさしかかった時、突然客車が離れて暴走し始めた。声もなく恐怖に怯える乗客。信夫は飛びつくようにハンドブレーキに手をかけた……。明治末年、北海道旭川の塩狩峠で、自らを犠牲にして大勢の乗客の命を救った一青年の、愛と信仰に貫かれた生涯を描き、生きることの意味を問う長編小説。

 

引用:https://www.shinchosha.co.jp/book/116201/

 

 

 

主人公のようには、

私には出来ないと思いました。

 

 

デザートが冷蔵庫に。

弟はいない。

一人で食べてしまう。

そんなちっさい事も人のためにできないのに。

ちっさいちっさい私と主人公。

 

月とすっぽんですね。

 

自分が情けなく思いました。

 

こんなに誠実な心優しい人間が

この地球上にいるのは、

希望にもなりましたが、

やはり

自分が情けなくてしかたなかったです。

 

そして、こんな人になりたい。

憧れの気持ちに変化していきました。

 

主人公には

今の私には考えられない考え方や

今の私には理解できない愛の意識

があるのだろう。

と思いました。

 

そして

愛に生きることができる意識

なんて美しいのでしょうか。

 

この本で、

心に衝撃が走りました。

 

10年以上たった今も覚えています。

あれから、時が経ち

少しでも憧れに近づいたでしょうか。

少しづつ前進していますが、

いまだに自分の事ばかりを考えている

ちっさいちっさい人間です。

 

ただ、理想として、

いまだに

心のどこかにあります。

 

そして、近づけないからこそ、

今、感謝が芽生えました。

誰かの犠牲によって

生きている私。

食べる時には命を頂いて、

誰かの労働の賜物を安く購入する。

感謝です。

こんなちっぽけな私でも

生かされていることに感謝ばかりです。

 

 

当時内向的な自分が大嫌いでしたが、

内向的でなかったら、

こんなに

美しい生き方

に出会って

人生を考える機会を与えてもらう機会もなかったでしょう。

教室の隅で本を読んでいる内向的な自分にも

感謝です。ありがとう。

 

以上 039話 でした。

 

 

ここまでお読み頂きありがとうございます。

今日のあなたの幸せを祈って願って信じて。

 

あなたの人生を応援してます(^▽^)/

 

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