ミュータンス菌の感染についての続きです。
感染って悪いものとばかり思っていませんか。
そんなことはありません。
感染には生体にとって有益に働くものもあるんです。
代表的なものは皮膚や腸管内に住む常在菌の感染です。
常在菌叢の形成により細菌同士が平衡状態を保ち、新たな病原菌の侵入を食い止めます。
これは生体にとって必要な感染と言えます。
”発酵”と”腐敗"ってありますよね。
細菌などにより有機物が分解された生成物が、
私たちにとって有用性のある場合は“発酵”。
一方、悪臭など不利益を被るものは“腐敗”ですね。
私たちに有用か否かで言葉が変わるのです。
一方、悪臭など不利益を被るものは“腐敗”ですね。
私たちに有用か否かで言葉が変わるのです。
感染はいい感染と悪い感染が同じ"感染”なので
注意が必要ですね。
つづく