予防歯科〜シーラントとは | ふみ矯正歯科クリニックのブログ

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歯のことに関することを主に
歯並び噛み合わせと
全身の関係なども
書いていきます。

こんにちは😃
福岡市早良区西新のふみ矯正歯科の吉村です

シーラント、
聞いたことありますか。

奥歯の噛み合わせ部分を見てみましょう。
溝が深いですよね。(天然歯の話です)

溝が深いとどうしても磨き残ししやすく、
むし歯になりやすいです。

そこで予防でむし歯になる前に白い樹脂を埋めることがあります。
これがシーラントです。

ただ、むやみやたらにシーラントをした方がいいわけではありません。

まず、6歳臼歯が生えてき始める
6歳前後は
先にフッ素を取り込んで、
6歳臼歯を強く固くする方が先です。

1年くらいは歯医者さんで
乳歯にむし歯があったお子様は1ヶ月に1回
むし歯がないお子様は3ヶ月に1回くらい
フッ素塗布をしてもらい、
お家ではフッ素入りのペーストや
フッ素のぶくぶくうがいをしましょう。

そうすることで深い溝を含んだ6歳臼歯を
固く丈夫にする事ができます。

1年間フッ素を取り込んで固く丈夫になったら
シーラントしましょう。

むし歯のないお子様は
特にシーラントはしなくてもいいのですが、
乳歯むし歯があったお子様は
シーラントもいいですね。

ただ、シーラントははがれる事が
たまにあります。
剥がれてしまったら、
せっかく予防のためにしているのに
剥がれたところに逆にプラークが溜まりやすくなり
むし歯になってしまいます。

なので定期的な健診はここでも大切になってきますね。

乳歯も永久歯もむし歯にならない事が
歯並び噛み合わせ、
さらには身体の健康には重要です。