オーロラ姉さんが、「母さん、こういう話好きだと思うから読んでみて」と
貸してくれた『かがみの孤城』。
さすが、我が子!母の好みをよく知っている^m^
読み始めたら止まらなくなって、一気読みしちゃいました。
でもって、これはすぐに感想をブログに書こう!!と思ったのが、実は9月の話。
気づいたら、もう11月も半ばってことが怖い・・・・
2013年のこの記事 ≫しあわせになってやる
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小学4年で転校して転入した先のクラスに馴染めず
4年2組が大嫌いでした。
クラスのみんなも担任の先生も大嫌い。
不思議な世界に生きててふわふわしていた私。
起きてる時より寝てる時間を生きてる時間だと思っていた私。
目立たないようじっと自分だけの世界に浸って生きていたかったのに。
転校生というだけで目立って、しかもあまりに鈍くさくって
慣れない学校と慣れないクラスに毎日いっぱいいっぱいになってた私は、
多分とてもからかいやすかったんだと思う。
子どもって時に残酷。
5年生になってクラス替えがあるまで、泣かない日はなかった。
泣いて家に帰ると、弱い人間が大嫌いな母には毎日毎日怒られ、
なんでメソメソしてるのか責められる。
学校が嫌なのに、家にいるのはもっと嫌で学校に行っていたあの頃。
いじめられてるから助けて、って言えなかった。
学校にも家にも安心できる場所がなかった4年2組だった時代。
(アメンバー申請はメッセージを送っていただければ、基本どなたでも承認しています)
あの時のいじめられた気持ち。親に言えなかった気持ち。
体育の時間がくるたびお腹が痛くなってたこと。
給食の時間が苦痛で苦痛でしかたなかったこと。
この世には誰も自分を救ってくれる人はいないのではないかと思っていたあの頃の自分が
ぐわーっと蘇ってきて、
それと、
あの時の母としての気持ちも胸が苦しくなるくらい思い出して、
そして、
読み終わって心が癒され軽くなった。
そんな本でした。
貸してくれた娘に感謝。
「大丈夫。大丈夫だから、大人になって。」
4年2組だった子どもの私に言ってあげたい。
ラストにすべてのつじつまが合い、みんな幸せな気持ちになる。
こういう読後感が得られる本、大好きです(*^^*)