かわいがるから本当のいい子になる | ハート・カウンセラーkokkoの幸せの探し方

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ドキドキ  ハート・カウンセラーkokkoの幸せの探し方

 


子どもを本気で可愛がること。

子どもをしっかり抱きしめること。
そのままの我が子を愛する。条件をつけずに認めること。
子どもが小さいうちにしっかり子育てに向き合い、
子どもを抱いてスキンシップをとる。
とことん抱きしめ、あなたは大切な子だと、愛していると伝えること。

子どもが大きくなればなるほど、
親子関係、兄弟関係のこじれ、ねじれを修復するのに時間がかかります。

親に愛され認められていることが実感できないまま大きくなると
人生が困難なものになりがちです。

しっかりしっかり愛を伝えて欲しい。条件つけないであげて欲しい。
抱っこさせてくれるうちにちゃんと抱っこしてあげて欲しい。

どんなに生意気なことを言っていたとしても、
どんなに生意気な態度をとっていたとしても、
その表面に騙されずに、
大事な我が子の魂が伝えているメッセージを
しっかりと受け取ってあげてください。

それともうひとつ、子育てをするうえで忘れないで欲しいこと。
学校の勉強ができることよりも、いい成績をとることよりも、
受験で失敗しないことよりも、
子どもの「生きる力」をしっかりとつける子育てを。

小さいうちは沢山つまづかせ転ばせ失敗させること。
その子の歩く道に落ちている石を、親が全部取り除いてしまわないこと。
転ばせないよう、失敗しないよう育てることが、
愛情深い子育てではないです。

親が傷を治せるくらい、絆創膏貼って、痛いの飛んでけーで
治せるくらいのうちにいっぱい転ばせてあげたほうが、
確実にその子の「生きる力」は育ちます。

転んだらそのあと泣かれてめんどくさいから、
転んだあとのケアがめんどうだから、と、
親の都合で小石をどけてしまっていないか?

あなたはお勉強さえしてればいいから、と
子どもになにもさせないことは「愛」ではないです。

「生きる力」と「自分の頭で考える力」がないまま、
学校のお勉強だけして大人になってしまったような方が多すぎます。
子どもになにも手伝わせないことを得意げに語らないでください。
なんでもかんでもやってあげてしまって、
子どもの力を奪っていることに気がついて欲しいのです。

なぜならそういう育ち方をした子どもたちが大人になって、
生き方が下手で、苦しくて、ツラくて、私のようなカウンセラー
(メンタルセラピスト)のところに沢山相談にやってくるからです。
そういう育ち方をした子どもたちが大人になって、
結婚できず悩んでいるのを、または我が子としっかりかかわれず、
夫婦関係に向き合えず、悩んでいる、問題を抱えて苦しんでいるのを
沢山沢山みているからです。


私は長男が小さい頃に育児に悩んだおかげで、
児童精神科医の佐々木正美先生の講演を聴く機会を得ました。
(佐々木先生は数年前にお亡くなりになりましたが、
素晴らしい著書が沢山あるのでぜひ読んでみてください)

「手のかからない子がいい子だなんてそんなのは大きなまちがいですよ。
小さいころに手をかけさせてくれる子が本当はとてもいい子なんです。」

『「育てにくい子」と感じたときに読む本』より

「かわいがるから本当のいい子になる」
この佐々木先生の言葉は、私の子育てのお守り言葉です。