これは、「亡くなった人からのメッセージ」の続きです。
クリスマスが近づくと必ず思い出す出来事。
私が幼稚園から小学1年生の頃、毎日一緒に遊んだ友達がいました。
親の仕事の関係で、私たちは午後から夜まで、
いつも一緒にたくさん遊びました。
「こうちゃん」という私よりひとつ年上の男の子でした。
ある日、こうちゃんと学校のブランコに乗っておしゃべりしていた時、
こうちゃんが突然、
「俺、このごろ光の玉を沢山見るんだぜ」
と言いだしました。
光の玉・・・私ももっと小さいころに見たことあったかも~なんて思っていたら、
「内緒の話だけどさ、光の玉って死んだ人だよ。絶対!!」
声を潜めてこうちゃんが言いました。
死んだ人~((゚m゚;) うっそ~!!
なんて、話をしたあの日のこうちゃんの事、いまでもはっきり思い出すことができます。
私はこうちゃんが、大好きでした。
大人になったら、こうちゃんのお嫁さんになるって勝手に決めていました。
毎日毎日、たくさん遊びました。二人だけのルールの遊びがいっぱいありました。
こんな毎日が永遠に続くと思っていました。
しかし、うちの父が仕事を変えて、こうちゃんとはなかなか会えなくなりました。
それは、私が小学1年生の冬のことでした。
それでもたまに遊んでいたし、学校ですれ違ったりしていたから、
いつでも遊べるつもりでいました。
それに、将来はこうちゃんのお嫁さんになるんだから、
まさか永遠に会えなくなる日がくるなんて、思いもしませんでした。
あれは、クリスマス間近のある晩・・・
こうちゃんが交通事故で亡くなったと、母から聞かされました。
児童館のクリスマスパーティに行こうとして、車にはねられ、
2日間苦しんで泣きながら亡くなったと。
7歳の私には、なにが起きたのか、母が私に何を言っているのか、
理解することができませんでした。