続き、お待たせしました。
電話を取ったら、相手はお兄ちゃんの担任の先生でした。
この時点で、ちょっと先生変わったかも・・・と思いました。
なんせ春から今までで、先生が「電話します」と言って
電話をちゃんとかけてくれたほうが少ない
私がお兄ちゃんの精神状態を一生懸命説明しても、
なんだかいつも通じない
先生が「電話します」なんてわざわざ宣言（！？）せず、
しかも私から電話したわけでもなく、
自ずから電話してきてくれて、
「今日、様子はどうでしたか？」なんて！！
この春からで初めての事です！！
ふと、これは水色天使ちゃんが先生の天使さんとお話ししてくれているかも♪
なんてことが、頭に思い浮かびました。
ちびくんと一番の仲良しだった水色天使ちゃんですが、あまりにお兄ちゃんが心配で
最初はお兄ちゃんに貸してくれていた水色天使ちゃん
そのうちちびくんが、水色天使ちゃんは「お兄ちゃんにあげる」と言って、
どうやら毎日お兄ちゃんにくっついて学校に行ってくれているようです。
そして、ちびくんが水色天使ちゃんに頼んだことは
「お兄ちゃんの学校の先生をしっかりさせてください」と、
先生についている天使さんにお願いをして欲しいということ！！
もし、先生の天使さんも一緒に話を聞いてくれているのなら・・・との願いをかけ、
私は先生に賭けてみることにしました。
万一やっぱり先生がへっぽこで、お兄ちゃんが余計辛いことになったら自分が
全部後フォローする覚悟を心で決めてから、話をしました。
修学旅行に対する緊張がかなりあったので、その反動が来ていること。
乱暴する子のことをとても嫌がっていること。
夢でうなされるくらいの恐怖を感じて、登校を渋っていること。
そして、その乱暴する子に文句を言えず、でもあまりの悔しさから物を隠してしまったことがあること。
物を隠すような卑怯な真似は良くないという話を子どもにしたが、いけないということは
充分認識しているけれど、「相手の子に殴られているのに仕返しをしてなにが悪い」という気持ちに
なってしまっていること。
家庭内でもこの件についてもっとしっかり話し合いをするつもりでいること。
すべて話しました。
先生は「僕があしたMくんと相手の子を呼んで、しっかり話し合いの場を作ろうと思います。
どうしたらこの二人の関係が良くなるのか、僕なりの方法で解決できるよう考えさせてください。
物を隠した件については、とりあえず何も知らないことにして、話をしてみたいと思います」
と、いつになく真剣に答えてくれました。
私は「近日中に子どもが登校するよう努力をするので、くれぐれもよろしくお願いします」と、
また「修学旅行に無事に行かれたのは先生のご配慮があったからです。感謝しています」と、
伝えて電話を切りました。
翌日はまだ、登校できませんでした。
この日は、朝先生から電話が入りました。
そこでお兄ちゃんに電話を渡し、先生と話をしてもらいました。
昼間も先生が電話をくれました。
また、先生とお兄ちゃんで話をしてもらいました。
お兄ちゃんは春から先生不信が強かったので（あまりにいい加減なことが多々あるからですが）、
ここで少しでも、先生が気にかけてくれていることに彼が気づけばいいなと思いました。
夜になってようやく「明日、学校に行こうかな」と本人の口から聞くことができました。
明日、先生がどう話を持って行ってくれるか・・・ドキドキしました。
次は完結編が書けるかな？