連日担任と電話で話し（ほんとはいい先生なんです。若くて
わかってないとこ沢山な感じでしたが）、
学校へも何度か上の立場の先生たちと話し合いをし。
その間、毎日何時間も長男の話を聞いてあげたり・・・
それでも、日増しに情緒不安定になっていき。
夜は私と一緒じゃないと寝られなくなり
（旦那はいつも帰宅が遅いので、ちびくんの寝かしつけは
オーロラちゃんがやってくれました）
夜中になると
「Ｃが、あいつがいけないんだ！！」
と泣き叫び、暴れ出し。
赤ちゃんの時から早起きの子だったのに、朝起きられなくなり。
些細なことで感情を爆発させるようになり。
学校は行かれたり行かれなくなったりしだし・・・。
いくつかある習い事は、一番好きで4歳のときから続けている
美術だけしか行かなくなってしまいました。
でも、この美術教室がとても素晴らしく。
そもそもは、育てにくく繊細なこの子の心の栄養になるかと、始めさせた習い事で、
この教室のポリシーが、
「上手になることよりも、子供の感情を絵や作品に吐き出させて心を楽にする」
というところが、長男に合っていると思っていました。
さすがだ。と思ったのは、この出来事が起きた直後の美術教室に
子供がおけいこに行っていて、翌週に先生から
「お兄ちゃん、いつもと少し違うようですが、なにかありましたか？」
と連絡をもらったこと。
学校の先生は、私がいくら家庭内で情緒不安定になっていると
訴えても、「学校では、普通に授業受けてたから大丈夫みたいです」
なんて言っていたのとは、見ている観点が全然違う！！
長男は外では、とにかくおかしな行動をとったり目立っては、
またいじめられるのでは、またいやがらせをされたり、
悪口を言われるのでは・・・とおびえていたので、
「学校に行ってるときは、頑張ってちゃんとしてるんだから、
家でくらい暴れたっていいだろ！！」
と言っていました。
事情を聴いてくれた美術の先生が、
長男の心が少しでも楽になるようにとの配慮で
取り組ませてくれた作品が、これです。
絵具を上から垂らしていくドリッピングという技法を使った作品らしいです。
みんなとは違う部屋で、一人で何週間もかけてもくもくと作っていたようです。
最初は、キャンパスが真っ黒だったと、後で先生から聞きました。