5年連続の完走で、毎年PBが更新できている。
今年は無理だと思ったんだけど何とかなってしまった。
帰り道の話し。
走り終えて、柴又駅で電車を待っていると、70歳位の5人組男性の1人に声をかけられる。
「柴又走ってきたの？」
「はい。」
参加賞のTシャツ着てるから分かったのかな？
「100km？」
「はい。」
「もうゴールしたの？時間どれくらい？」
「9時間33分でした。」
「凄いね、余裕でサブテンだね」
なんだ、なんだ？やけに詳しいな。
「柴又は日陰も無ければ、コンビニにも寄れないし辛いよね」
コースをご存知⁈
「ホントおっしゃる通りで。今日は暑くてキツかったです。」
話しかけてきてくれた男性の隣の男性が
「この人、凄いんだよ。マラソン200回走ってるんだから」
「200回ですか⁈凄いですね」
「でも私は、ウルトラではサブテン出来なかった。マラソンランナーはサブスリーとサブテンはやっときたいよな」
「そうですね。最近になってサブスリーを目指したいなと思い始めたのですが、スピードが無くて…。この年からスピード走の練習をするに気にはなれなくて…。」
「何を言ってる！お兄さんいくつだい？」
「41です。」
「まだまだ若いじゃないか⁉︎俺がマラソン始めたのは40代だよ。それでもサブスリーは達成できた」
「ホントですか⁈凄いですね！」
「1万メートルをやりな。37分台で走れれば行けるよ。体力ある人なら38分台でも大丈夫かもしれないけど。俺はちょうど38分だった」
「37分台ですか…。走れる気がしません…。」
「100kmを9時間半で走れるんだから、練習さえすればできる。」
「そうですか。では、頑張ってみようかな。」
電車が来たので乗る。
人の流れに流されて、その5人組とは離れる。
高砂で乗り換え。
次の電車が来たので乗り込む。
「気をつけて帰れよ！」
先程の5人組がホームで手を振って見送ってくれた。
手を振り、一礼する。
凄い人とお会いできたな。
ロードと向かい合おうかと思い始めていた自分の背中を押されたような気がした。
ウルトラだって、ハセツネだって毎年の自己記録を更新している。
青梅マラソン(30km)も、マラソンもこの2年でPBが出ている。
フルマラソンで6分を縮めるというのは並大抵ではないと思う。
でもやってみよう！
そんな気持ちになった。
帰りの中央線では急な腹痛に襲われ、途中下車してトイレにダッシュ…。
やはり、内臓はダメージ受けてたな。
多少の熱中症っぽさもあり、多少のクラクラする。
途中下車があっても19時過ぎに帰宅。
この時間に帰宅出来るのはありがたい。
90分水風呂に浸かり、火照りを取る。
なんとか寝られるくらい体は冷めてきた。
翌日は全身的な筋肉痛。
乳酸流しで朝ジョグを試みたが爪が長い痛すぎて1.5kmで断念…。
仕事も痛くて正座ができず、結構大変でした。
水曜日。
警察署から電話が入る。
財布が見つかったと。
公休日の金曜日に取りに行く。
現金、スイカ、図書カードは綺麗さっぱり無くなっており、その他のカード類だけが財布に残されていた。
免許証、キャッシュカード、クレジットカード、保険証は既に再発行済み。
それでも、いくつかの会員証やらポイントカードが戻ってきた訳だし、親切な誰かが届けてくださったわけだし、感謝しないと。
家までは200mだから大丈夫だろうと油断して、ザックの横ポケットに財布を入れてしまい、その状態で走ってしまうという軽率な行動を反省する。
土曜日。
3月に仕事関連の認定試験を受けたのだが、不合格通知が届いた。
内容を確認すると、課題レポートは合格、試験も合格、しかし申請内容に不備があり不合格と…。
「申請内容と書類には不備が無いように」と、しっかり明記されていたし、「不備があればいかなる理由があっても不合格」とも明記されていた。
ちゃんと確認して出したつもりだったのだが、確認不足だったようだ。
締め切りギリギリに急いで書類作成したのがマズかった。
言い訳の余地なし。
冬季は試験対策のため、単語帳に試験の要点をまとめ、確認しながらジョギングしてきた。
そんな努力も苦労もイージーミスで水の泡。
柴又100kのPBの高揚から、自身の詰めの甘さを痛感させられまくり、反省しまくりの週後半となりました。
「後悔は学び」そう思って、行動を改めます。
今後のレース予定。
7月27日:富士登山競走(山頂コース)
9月16日〜17日:信越五岳トレイルランニングレース(110km)
10月7日〜8日:ハセツネカップ(71.5km)
2月17日:青梅マラソン
年内と青梅マラソン後にフルマラソンを入れようかと思案中。
とりあえずは富士登山競走に向けて準備します。
何やればいいんだか…？