映画「12モンキーズ」のネタバレを含んだあらすじを紹介します。
2035年
人類の大半が謎のウイルスによって滅亡した後の世界。
地上はウイルスに汚染され、生存者は地下での生活を強いられていました。
科学者たちはウイルスの発生源を突き止めるため、囚人のジェームズを減刑と引き換えに過去へタイムトラベルさせます。
唯一の手掛かりは廃墟の壁に描かれた「12モンキーズ」の赤い猿の絵でした。
12モンキーズ
ジェームズは1996年にタイムトラベルする予定でしたが、タイムマシンのトラブルにより誤って1990年に飛ばされてしまいます。
彼は人類滅亡の話を警察にしますが、誰にも信じてもらえず、狂人扱いされて精神病院に送られてしまいます。
精神病院でジェームズは担当医のキャサリンに事情を説明しますが、信じてもらえません。
そこで出会ったのが、自分の父親が神だと信じる患者ジェフリーでした。
ジェームズはジェフリーの助けを借りて脱走を試みるも失敗し、気がつくと再び2035年に戻されていました。
1996年
再びタイムトラベルを試み、失敗の末ついに1996年に到着します。
ジェームズはキャサリンと再会し、「12モンキーズ」の手掛かりを追ってフィラデルフィアへ向かいます。
途中、ジェームズは幼少期に目撃した男が銃で撃たれる夢を思い出します。
フィラデルフィアでの調査により、ジェームズとキャサリンは「12モンキーズ」の存在と、ジェフリーが関与していることを突き止めます。
しかし、ジェームズは再び2035年に連れ戻されてしまいます。
度重なるタイムトラベルで精神的に疲弊し、任務に疲れ果てたジェームズは、1996年に戻りキャサリンと共に平穏な生活を送りたいと願います。
ウイルス拡散の日
キャサリンは独自の調査で、第一次世界大戦の写真にジェームズが写り込んでいることを発見します。
この証拠を見たジェームズは、自分の記憶が妄想ではなく現実であることに気づきます。
一方、過激な環境保護団体「12モンキーズ」を率いるジェフリーは活動を活発化させています。
ジェームズとキャサリンは変装して真実を探る中、「12モンキーズ」が動物園から動物を解放したというニュースを聞きます。
この日がウイルス拡散の日だと思われていましたが、「12モンキーズ」はウイルスとは無関係でした。
2035年から来た
徐々に記憶を取り戻していくジェームズは、空港でウイルス拡散の真犯人がいることをホセから知らされます。
真犯人はジェフリーの父の助手で、これから飛行機に乗り込もうとしていました。
ジェームズはホセから渡された銃で真犯人に立ち向かいますが、警官に撃たれてしまいます。
息を引き取るジェームズに駆け寄るキャサリンの姿を、幼い頃のジェームズが目撃します。
真犯人はウイルスを持って飛行機に乗り込みますが、その隣の席には2035年から派遣された科学者が座っていました。