秘密 | 日々是…

日々是…

いわゆる私の独り言的な

連休中にやっと買ってたこれ読んだんですよね。
 

好きなんだけどさ

秘密って基本的に話が重い。面白いんだけどね。

今回のであ~~~~~~~~…

児玉がまじないわ。ほんとない。

薪さんが「人間の皮を被った鬼、怪物」って言ってるけど、むしろ鬼がかわいそうだよ、それ、レベルに鬼畜。

光を救うには殺すかこのうえない無償の救いの手で救うしかないけど

青木は一人しかいないし。救うまでに犠牲者を出さないでいられるのだろうかっていう。

一体どういう結末を迎えさせるつもりなんだろうか、とほんっとわからない。

(;´Д`)

ていうかこれ読んだときにちょうど「インキュバス(夢魔)は牧師や父親の姿をして現れることもある」ってツイート読んでね。

ちょっとこの巻そのままなんだけど。

このツイートの意味は細かく書きませんが、恐らく意味はわかるかと思います。

美しいがゆえに光も闇も引き付けるし、どちらにも引っ張られる。父親に関しては支配なんだろうけど…

 

秘密はハッピーエンドもそもそもないし、ていうよりすべてが丸くおさまるハッピーエンドなどないってのが一つのテーマな気もする。

それは戦争が正義と正義のぶつかりあいであるってのと同じことかも。

勿論明らかに悪い悪人ってのはいたりするし、欲とか細かに言えば、これが諸悪の根源だといえるのだけど

だからといって人の世界で解決できるの?それ?っていうと恐らく無理で

人の人たるが故だと思うとこういう物語の終わりになると思う。

それでも秩序を持ってやっていくしかないのなら

じゃあどうするのか、は誰かが解答を提示するのではなく各個々人で考えるしかないことだと思うし。

 

明快に悪を決めたがる人って多いなあとも思うけど

世の中そんな簡単じゃないし

カンタンな解答を知りたがるんじゃなくて、もっと考えることをしないと、いつか自分も落とし穴に落ちるよ、とかちょっと思ったんですよね。

 
ちょっと色々なアレこれで久々にこれ読んだけど、相変わらず怖いわな。
 
ところでクローゼットチャイルドに送ってたロリータ服の査定が来たんだけど
あー
まあ
そうね、って額でしたw
 
送料向こうで持ってくれたし、片付けにもなったし
ま、いっか。(゚д゚)(。_。)