ダントツで西さんの漫画ではこれが好きなのだけど
ヨリに似てはないけど、被るものはある。
ふと思うのが
「愛されること」と「汚されること」がひどく近くて似ていて
後者と混同すると多分やすらぎがなくて、依存していってしまう。
汚されるという表面で感じない痛みで、自分の存在を認識する。
だからだんだん痛みがないと認識できなくなる。
「愛されること」という事実はある種奇跡ではあるけど
案外そこにあるものではあるのだけど
見えないし、実感しにくいので、痛さを覚える「汚されること」を愛だと思い込んでいくし
感覚は麻痺していく。
まるでドラッグ
そこから0に戻ってくるには誰かからの愛とか、誰かから大事にされるとかそういうことじゃなくて
っていうかそれはそれで大事だけどそれって2番目か3番目に必要なこと。
0には自分で戻ってくるしかない。
自分で戻るには、今はマイナスなんだと理解して、自分自身に「0であること」なんなら「+であること」を許すしかない。
多分それが自分を愛せるってことなのかと思うんだけど。
いきなりさっき仕事しながら思ったので
多分何か
「もう間違えないで」ってことなのかと思って。
汚されても魂は汚れない
でも心は浸食されてしまう
きっと君は自分で修復できるだろうけど
やはり時間がかかる
その修復の時間はもう勿体ないし
もうそんな時間はないんだからね
誰やねん。