今日は、 そらくんをうちで飼うようになった経緯をお話します。
もうすぐ10歳のネザーランドドワーフのうさぎ、そらくん。
あれは、私が育児休業を終え、仕事に復帰したときでした。
2月に仕事に戻り、4月に次女が小学校入学。ぴっかぴっかの1年生♪ってやつです。
一方、私は久しぶりの仕事復帰で、本当に「生きているのが精一杯」の状態でした。
でもそれは、娘たちもそうだったんです。
長女は小学校4年生。次女は1年生。
次女は、駅でシッターさんと待ち合わせて、家に帰り、夜7時までシッターさんと過ごす毎日。
長女は5時頃帰ってきてたんだと思います。
新しい環境でかなり緊張した日々を送ってたんだと思います。
この時、長女も言いました。
「ママは、家に帰ってきて、
他人がいるというストレスを考えたことあるの?」って。
これもショックでしたね~。
でもこの言葉を小学校4年生の子が言うんだあと、
妙に感心したことも覚えています。
で、あれは、9月だったかな。
楽しい夏休みを終えて、2学期が始まり、少し落ち着いた頃だったでしょうか・・・
次女がぼそっと、でも、真剣に言うんです。
「ママ、私、家に帰ってきて、シッターさんだけだと寂しい・・・
犬飼いたい・・・」
って。
私、返す言葉が見つかりませんでした・・・
まさに絶句・・・
気持ちの直球を投げてきた~と思いました
でも、「ごめんね~そうなんだ、寂しいんだ・・・・」と思いました
そして、これはどうにかしなきゃいけない・・・と
で、最初は娘の言う通り、犬を飼うことを考えました。
でも、毎晩、帰宅が8時で、それから勉強見て、お風呂入れて(もちろん娘たちは一人で入ってましたけど)
洗濯して翌日のゴミ出しの用意して、お弁当の準備して・・・
散歩に行く時間なんて絶対に作れない・・・
散歩にいけなかったら、わんちゃんも可哀そう・・・
私も子供の頃、柴犬を飼ってました。
「ちゃんと散歩に行く!」って両親と約束して飼ったけど、
中学の部活やなんだかんだで、結局父親が散歩に行ってました。
だめだ、きっと同じことになる・・・犬はダメだ・・・猫は、だんなが嫌いだし・・・(私は猫も飼ってたんで、猫も好きなんですけど)
で、思い出したんです。私、昔、うさぎ飼ってたことを!
大きな白いうさぎでした。
友達がマンションで飼ってたんですが、飼えなくなったっていうので、引き取ったんです。
「うさこ」って名前でした。
で、思ったんです。うさぎなら、小さい庭があるから、散歩はそこで済む・・・
(うさぎは、外で散歩させなくてもいいって、あとから知りましたが)
で、週末、「うさぎのしっぽ」に行きました。
うさぎ専門店ですね。
それから1か月くらい、通いましたね、毎週末、毎週末。
で、「本当に飼える~?」って言いながら、確かめてたんです。
かつ、どの種類にするか、悩んでました。
ネザーランドドワーフは可愛いけど、すばしっこく、あまり人になれない。
ホーランドロップは、ちょっと大きいけど、おとなしいし、うさぎ初心者向け。
で9月下旬でした。 そらが店頭に来たのは。
で、次女がそらの入っているケージに手を入れたんです。
そしたら、そら、うちの次女の指のにおいを嗅いで、
そこから離れないんです・・・
次女は満面の笑顔でケージに指を入れながら振り向いて、
「この子がいい!!!絶対この子がいい!!!
連れて帰る~!!!!!!」って。
運命の出会いってこういうのを言うんでしょうか・・・・
でも、太らない体質のそら(羨ましい!!!)
850グラムを超えないと「売らない」といううさぎのしっぽのきびし~い方針を、
そらは、なかなか越えられず
8月8日生まれのそらを我が家に来たのは
それから約1か月後の10月24日のことでした・・・
そして、本日までそらくんは、大切な大切な我が家の一員であり、
特に次女にとっては、唯一無二の親友であり、弟であり、子分であり、
話を聞いて慰めてくれる大切な存在となっています。
だから私はいつも そらくんに言います。
「そらくんがいなかったら、仕事、続けられなかったよ。
いつもありがとう。
そして、一日も長く長生きしてね」と。 続く・・・・