人ザイ タイプと育て方
人材と書いたり、人財と書いたりしますね。 「人は材料じゃない、財産だ。」と、松下幸之助さんが言われてから、多くの企業で「人財」の文字を使うようになりました。 ここ数年ですが、また元の「人材」を使う企業が増えてきているようです。 文字や合言葉だけ気持ちを込めてもオペレーション(扱い)が伴っていなければ意味が無いということで、漢字は本来のものに戻したということです。 その他にも、人事という漢字が「ひとごと(他人事)」と読めるところから、部署名を変更する企業もあるようですね。 漢字や呼び方を変えるだけで、オペレーションが変わらなければ意味が無いですよね。 従業員によっては人財と呼べる人物も居ますし、人罪と呼べるような、他の従業員達に悪影響を与えるような存在も居ますよね。 そういったタイプ別に、どういった対応(教育)をすれば良いのでしょうか? 従業員を4つのタイプに分類してみます。A: 仕事のスキルが高く、やる気がある。B: 仕事のスキルは低いが、やる気がある。C: 仕事のスキルは高いが、やる気が無い。D: 仕事のスキルは低く、やる気も無い。 それぞれのタイプに対して、上司はどのような対応をすれば良いでしょうか?A(人財)5~10% 放っといても仕事を探してくるタイプです。 どんどん自ら学んで問題点を見つけ出し、改善していく能力を持っています。 こういうタイプは、上司があれこれ指示をするよりも、色々と任せた方が良いです。 アドバイスは良いですが、指示をされるのを嫌います。 どんどん任せてみましょう。 また、色々な経験をさせると、急速に成長します。 修羅場を沢山経験させると、将来リーダーとなって他者を引っ張って行く存在になります。B(人材)80% やる気があって、スキルが無いタイプ。 スキルを高めるような事をしましょう。 教育が必須です。 約8割がこのタイプです。 このタイプの中でも分類されます。 将来、A(人財)タイプに進化するタイプや、延々と教育しなければ成長しないタイプ、異常にやる気が高いタイプなど。 気を付けなければならないのは、やる気が異常に高い場合。 制止を聞かずに、どんどん勝手にやるタイプ。 スキルが低いので、ほとんど失敗します。 要は、暴走タイプです。 あまりにも制止が効かない場合は、排除も検討しなければなりません。C(人在) スキルは高いがやる気が無い。 自ら手をあげて、率先して仕事をしない。 言われれば、それなりの成果を出す。 このタイプは、やる気が出ない原因を解決しなければなりません。 原因は、様々です。 金、環境、心、誇りの何れかに不満を持っています。 給与が安い、あるいは同期に比べて低い。 職場環境が劣悪。 人間関係が上手くいっていない。 上司のえこひいき。 いつまで経っても出世しない。 などなど、様々な事に対して不満があるのです。 どういった事に不満を持っているのか、上手に聞き出さなければなりません。 多くのパワー系上司は、その不満を解決しようとせず、不満を持っている事に腹を立ててパワーで押さえつけようとします。 上司の役目というのは、様々な従業員のタイプを見極めて、最大限のパワーを出させる方策を考え実行することです。 スキルが高い従業員を活かせない上司は、それこそダメ上司です。D(人罪)5% ごく少数ですが、組織を破壊するような悪影響を与える従業員が居ます。 先のCのタイプの不満が増大した時、妬み、嫉み、僻み(ねたみ、そねみ、ひがみ)となり、更に最悪の場合憎しみまで発展する場合があります。 これは、組織にとって非常に損失であり、早急に対応しなければなりません。 この人物は、配置転換した方が良いのです。 悪く言うと、「排除」です。 このように、上司はタイプ別に対応しなければなりません。 マメに対応しなければ、人は育ちません。 上司の立場から書きましたが、皆さんが上司でない場合、自分がどのタイプに入ると思いますか? 一番良いのは、自分がどのタイプか見極め、何に不満を持っているのか明確にし、それを自分で解決できる力を持つことです。 いじけていても、何も変わらないことに気付くことです。 冷静に自分を分析し、足りないところを補填するのです。 簡単に書きましたが、難しいことです。 訓練する意識が有るか無いか。 皆さん次第です。