You are what you eat
「あなたは食べたもので出来ている」
そんな格言を、
自己啓発の現場などでよく耳にします
「そりゃーそうでしょ」って
以前は軽く流していましたが、
コロナで自粛期間に入り、物事を深く考える癖がつきました。
今日の私たちの心身は、
確かに食べたもので出来てます。
そして、それにはお金や労力がかかっています。
その過去に食べた物は、
両親が働いたお金や
祖父母が年金で買ってくれた
食材費や給食費によって
毎日3食もの温かい食事を食べてきました。
与えられて、ここまで来たんだ
そう思うとそれだけで少し泣けます
関西に住む祖母はよく、
手作りの梅シロップを仕込んで
夏にはキンと冷えた梅ジュースを注いでくれました
便秘に効くと言って、
フルーツたっぷりのミックスジュースも
冬には手作りのおせち料理を
真夜中まで仕込んでくれました
私がお肉が大好きなので
市場まで牛肉を買いに行ってくれ
すき焼き、
ビフテキ(関西弁?ビーフステーキです)
しゃぶしゃぶ
など・・・
帰省するごとに、
肉で歓迎してくれました
足が悪い
腰が悪い
そう言いながらも
せっせと市場まで買い出しに出かける祖母
当時は当たり前だと感じていたけど、
その全ての行為に
今は深く愛を感じます
食べ物は何で出来ているだろう?
今は「人の愛」だとわかるんです
そして、その食事を与える喜びや
食事をいただく喜びを継続させるために
働いてお金を得ている
好き嫌いをして、ご飯を残そうとする子供に
「このご飯には、人の愛が入ってるよ」
と言うと、ちょっと反応が違いますよ
ついでに、子供が
苦手なご飯だけ残す
わざと捨てる
落っことす
と・・・怒りそうになりますが
「それは悲しくて心が痛いんだよ」と伝え
「甘いものが苦手なお母さんが、パパのお給料で買ったオヤツを捨てたら、パパとオヤツさんどう思うかな〜?」
と言うと、大抵はパパとオヤツさんのために
子供は「かわいそう。ご飯もオヤツも食べる〜」
お金って、
変幻自在のいいもの
お金は1つの愛の表現ツールだな
愛を色々な形に変えて人に与えられるし、
時代を越えて残してあげられるし
心と体をこんなにも育てられる
私の丈夫で強い体は、
私だけでなく、多くの人の愛とお金で作られた
自粛中、毎週1回お弁当を取っていて、
栄養バランスも味もすごく美味しい
誰かの作ってくれたお弁当を
こうやって食べられる幸せを感じて
また一生懸命仕事して
子供の心身に美味しい愛を与えるぞ!
と気合が入ります