小田原暮らし -4ページ目
本日旦那さんとお出かけ。
お久しぶりの楠の木
湯河原は五所神社にて。
ランチはオーガニック弁当。
心身ともに緩み、満たされました。
わたしはここ数年学んでいたことの
答え合わせができました。
夕ごはんは小田原に戻って黒うどん。
普段、牛肉を食べることはないのだけど
今日は「牛スジしかない」気分になりました。
精進落としかな、笑。
美味しかったです。
帰宅したら、わたしのデスクの上に羽根が…
えっ!天使きた!
と叫んだら、
娘が
死んだシジュウカラの赤ちゃんだ!
(2年前、庭に巣作りしたヒナが一羽、
巣立つ事なく亡くなりました)
と叫び、
騒ぎを聞きつけた旦那さんが来て、
これ、耳かきの羽でしょ?
と、一言。
なーんだ!!
で、一件落着しました。
夕食後、突然の娘からのサプライズ。
お小遣いもって、近所のコンビニで買い、
ラッピングしてくれていた。
泣けたー。
数年ぶりの、娘からのお手紙。
「あっ…母の日わすれてた…」
と、凍りつく息子、笑。
大丈夫、君はいっつも家事やってくれて
お母さん大助かり。
こっちがお礼したいくらい!
旦那さんからは、楽チンしてねと
夕食プレゼント。
さらに、
今度ハードな山に登るので
ガチめの登山靴を買ってもらいました。
みなさまありがとう!
世の母たち、おつかれ様です。
*********************
これには後日談があり、
実は、翌週の終わる金曜日、
息子の中間テストも終わる金曜日、
わたしはかなり疲弊していた。
もうだめだー
もういやだー
あぁいやだー
と、疲れたときに発する
一定の文言をブツブツとつぶやいた後、
リビングのソファーで
そのまま眠ろうとしてしまうくらい。
そこへ息子が、
ケーキのボックスを持ってやってきた。
「母ちゃん、母の日おめでとう」
なんのことか理解できないわたし。
、、、「あれ、今だめだった?」
と、後ずさりする息子。
ううん、
めちゃ嬉しいー!
時間差で来る、この感じ。
息子らしいし、やっぱり泣ける。
旦那さんが、それならばと
会議の前だけれど、コーヒーを入れてくれた。
娘は、ママが先に食べなきゃと言って
若干旦那さんに早くコーヒー入れろと
圧をかけつつ、大好きなシュークリームを
私が食べ始めるまで待ってくれていた。
ヘロヘロになっていたけど
幸せに満たされて、
また泣いちゃった金曜の夜でした。
10年以上ぶりに
埼玉県は深谷の友達と
会うことになりました。
お互いの中間地点ということで
場所は新宿をチョイス。
新宿に勤務している友達に、
とにかく気兼ねなく長居して
おしゃべりができるお店を
紹介してもらいました。
新宿駅からは少し歩きますが
こちらの建物のお隣にあります。
イタリアン・レストラン!
cucina del campoさん。
ランチタイムはサラダバーと
ドリンクバーが付いて、
好きなメインを選びます。
友達とシェアするということで
マルゲリータと
ブロッコリーのクリーム、パスタをチョイス。
ワインから始まり、
アイスティーやりんご酢ドリンク
などいただき、最後は
ホットコーヒーもいただきました。
土曜日でしたが、人も少なかったので
気兼ねすることなく楽しくお食事をしながら
おしゃべりすること、3時間。
それでもまだ喋り足りず、
新宿御苑をお散歩しました。
雨上がりの緑は
とても幻想的で落ち着きます。
実は初めて。新宿御苑。
日本庭園など、見所もたくさん!
静かな湖面に、しばしうっとり。
雨つぶをのせたグリーンがきれいでした。
歩きながらおしゃべりするのも
とっても楽しい!
この木の下で立ち話。
新宿駅周辺は人人人で
ごった返していましたが、
ここはとっても静かです。
いろんな話ができました。
ありがたい、都心の中の静かな場所。
しっかり歩けて大満足。
夕方、お互いの方向に向けて
新宿駅で別れました。
今、こうして出会うという事は
お互いにとって
何らかの契機になるのだろうと思います。
知りたかった言葉が聞けました。
行きたい方向がはっきりしました。
未練(執着)が完全に溶けていることが
分かりました。
気にしていることも、
思考の癖にも気づきました。
人と交流することは
学びと気づきの宝庫だな。
ありがたいです。
小田原に着いても元気もりもりで
スーパーで食材を買い
夕ご飯をつくりました。
片付けまで済ませてスッキリ。
ここのところ、家事をすることが
自分を整えることになっています。
箱根の金時山に登った後、
向かったのはポーラ美術館。
前の日に駅で買っておいた前売り券。
200円お得になります。

お天気もよく、
仙石原の青空がまぶしい!

企画展、COLORS。
アーティスト仲間さんたちも
お勧めされている方が多く、
気になっていたのです。

写真撮影可の作品が多く、
作家さん毎にまとめた
コンセプチュアルな展示でした。
この方の世界観(宇宙観)に
しばし見惚れてしまいました。

宇宙から受け取った信号を
偏在するアートとして表現。
パラレルに存在するけれど
パラレルに同時存在できない
アートの葛藤を受け取りました。
そして草間さんの宇宙観もすごかった。

こちらは体験型アートで、
30秒間、たった一人で
鑑賞できます。

平日の昼間とあって
誰もいないので
何度もおかわり。
動画撮影も可でした。
すごい、、、ずっといたい。
あまりにながくいると自分が消えそう。
***************
「まる」と「宇宙」が
ヒットした今回の展覧会でした。
会期は5月18日まで。
行けてよかった~!!!
山の中の自然にふれ、
アートにふれ、
とっても満足なお休みになりました。
わたしのゴールデンウィークは
箱根で過ごすことにしました。
子ども達を見送り、
少しばかり家事を仕上げて出発!
箱根の金時山を目指します。

前日の雨で少し路面がぬれている。
けれども、南側に出たら
カラっと気持ちよく晴れています。

ススキ草原と芦ノ湖もきれい。

左側には大涌谷が見えます。

右側には長尾峠からの稜線。

この辺りまでくると、
景色もよくなります。
そして到着。
ちょうど10時15分くらいでした。
登り75分。
ソロハイクなので思わず
ペースアップしてしまいました。

自撮りしようと苦戦していたら、
おじさまハイカーさんが
「撮りましょうか?」って言ってくれ、
笑顔の一枚♡(笑顔を想像してください)

「ちょうど富士山頂が見えましたよ~」
と、声かけてくれながらの撮影でした。
動画にしたらちょこっとだけ
富士山のてっぺんが見えますね。
あまり長居するつもりはなかったので、
岩の上でお水を飲み、
キャラメル1個を口にいれて
下山です。

欧米のハイカーさん、
多いんだけど、
今日はスパニッシュ系の人や
アジア圏(インド系)や
中国人もいました。
中国人のおばちゃん、
めっちゃずーっとしゃべってて
それで登るんだから、
すごい肺活量やな~と、感心。
どの国の人たちも
日本語であいさつしてくれました。
箱根の空気、日本のよさに
たくさん触れていただけると嬉しい。
金時で大好きな木の鳥居↓

途中、うぐいすが近くで鳴いていて、
登ってきたハイカーさんが
「あそこですよ」と教えてくれました。
小さい体全体を使って
綺麗な声を響かせていて感動です!
サビトとマコモの岩まで
下りてきました。

この後、岩ゴロゴロの道を
下山していると
巨大なミミズが!
おっと、危ない!と
なんとかやり過ごし、
振り返って写真を撮ろうとすると
なんと、真っ赤な蛇でした。
鎌首を上げて、こちらをじっと見ている…
ヤマガカシか?
毒あるやん、やばい!!
クマさんに出会ったら
背中を向けて逃げてはいけないそうですが、
蛇なら話は別!
背中を向けて全速力で逃げました。
後で調べたら、日本固有種、
ジムグロの幼体だそうで、
結構レアな出会いだったようです。
巳年だしね、
ラッキーってことで!
本日も無事登拝できました。

下山時で11時30分。
気持ちのよいソロハイクでした!

この後、次の目的地、
ポーラ美術館に向かいました。
那須旅最終日、
早朝に温泉に入り、
お白湯をいただきながら
誰もいないロビーでしばし読書。
朝食後、
チェックアウトまで時間があったので
旦那さんとお散歩がてら、
再び那須温泉神社へ行ってきました。
小田原に帰るこの日は雨予報。
雨の前、しっとりと濡れた
緑の中を歩いて、
お礼参りに行く流れのよう。
二の鳥居。
愛宕神社に寄り道。
お水取りできるそうです↓
愛宕社を抜けて、本殿へ。
立派な松でした。
ホテルに着く頃、
雨がポツポツ降り始めました。
再び冷えた体を温泉で温めて
お部屋を片付けてチェックアウトしました。
4泊5日でたっぷりと
那須高原を満喫してきました。
長居すると帰りたくなくなるので笑
このくらいがちょうどいいのかも。
そして、しっかり地に足ついた
日常があるからこその
非日常なんだなと
あらためて思います。
連休明けての小田原での毎日が、
これはこれでまた楽しみな道中なのでした。
雨の日と夜の高速道路は
運転しないわたしに変わり
(動体視力が弱い)
旦那さん、3時間半のドライブ
ありがとう~!
内陸地の那須から一転、
漁港の町小田原に戻り、
地元スーパーで
新鮮なお刺身と
ブリカマとハマグリを買いこみ、
お魚夕ご飯を堪能しました、笑。
こちらのお店、激推しです。
自家製味噌を作っている
わたしではありますが、
こちらのお味噌は自宅用はもちろん
お土産にも買って帰ります。
こちらのお店のこだわりや
お味噌作りに対する思い、
その他、
生き方や暮らし方に対する思いが
大好きであります。
那須の水田。
田植え前の期間限定。
美しいな。
高原の初夏。
滞在中ずっとお天気で
ありがたいことでした。
那須滞在3日目。
ついに、今回の那須旅行での
わたしのメイン、茶臼岳登山です。
1日目の平成の森ハイキングで
「朝7時の時点で
2~3台空いているくらいだった」
という情報を得ていた峠の茶屋駐車場。
とにかく朝食は駐車場で食べる勢いで
早朝に出かけました。
朝6時50分で満車。
100台くらい停められるのですが、
さすがはゴールデンウィーク!

とりあえず第二駐車場は余裕があったので、
そちらに停めてハイキングスタート!

し、、、しかし、いきなりの雪道で
心が折れる。
すでに下山してきたソロハイカーの
カッコイイ壮年のおじ様に
「これから風が強くなりますよ。
雲をみてください。
十分気をつけてね。」
と、忠告を受ける。
一応、わたしも事前に調査しており、
那須岳の気温は1度で残雪もあるため、
冬装備でね!と家族みんなに
伝えたにもかかわらず、
息子はダウン持ってきてないし
わたし以外の人はグローブも持ってきてない。
大丈夫なのか~!
(そしてわたし自身も敢えてのスニーカー!)
一抹の不安を覚えつつも、
登山道の鳥居に到着です。

道中の山神様に手を合わせる。
駐車場に停められたということは、
今日はGOサインのはず。

しかし、、、きた!再び雪道。
これ、平坦な道に見えるけれど、
登り坂なんです。
ツルツル滑るんです、、、涙。

旦那さん以外、みんなスニーカー。
娘は泣き顔。
「むりむり!」って。
でも、下る方がもっと無理。
ほどなくして、雪道を抜けたら、
超絶強風で、台風並みの風が
激しく吹き付けてくる。
しゃがみ込むしかなくなる。

写真を撮る余裕もなくなり、
とにかく風のあおりを減らすべく、
中腰で少しずつ移動。
(腰にやばいやつ)
娘が吹き飛ばされそうなので、
旦那さんが「引き返そう」と
言い始める。
吹き飛ばされて滑落したら、
確かに終わる。
しかし、、、引き返すとしても
あの雪道。
絶対スニーカーで降りれない!!
前方にちっちゃく見える
赤い屋根の避難小屋を確認した息子氏が
「とりあえずあそこまで行こう!」
と言い、みんなうなづく。
風が弱まるタイミングで
少しずつ進んだら、、、
なんとまた雪道が
行く手を阻む。
写真は、無事に雪道を超えた後、
ふり返って撮ったものです。
この雪道をどうにかクリアし、
避難小屋へ。
ここで少し装備を整えるが、
旦那さんが
「安全のために引き返すのも決断」
と、また言い出す。
わたしも弱気になる。
しかし、あの暴風の中を
下るのは危なすぎる。
しかも、登ってくるハイカーが
複数目視できる。
あの暴風の中、離合するのは至難の業。
しかも、風をクリアしても、
下りの雪道が待っている。
無理ゲーでしかない。
とにかく、やっぱり進もう!とわたし。
避難小屋を出て頂上を目指すも、
さらに激しい暴風にあおられ、
4人でしゃがみ込む。
そして再び避難小屋に引き返す。
一緒に登ってきた小さな男の子を
二人連れたパパは
避難小屋で子ども達に
ガブリチューを食べさせていたが、
3人で登って行った。
進むのも危険。
降りるのも危険。
迷っている間に、
強風にさらされて体温が奪われていく。
小屋の中で娘と途方に暮れていたら
30代~40代くらいの男性3人パーティが。
「この風、やばくないっすか?
頂上までこれ、続く感じっすか?」
「いや、山肌を抜けたら弱まると思うよ。」
この会話を聞き、「登ろう!」と、
再び決意を新たにしたわたし。
途中まで一緒だった小さな女の子二人を連れた
ファミリーグループは、
子ども達に雨合羽を着せていた。
(彼らは下山を決意したもよう。
雨合羽は雪道を滑る用の装備だったのか)
わたしたちは、上ることを決意。
本来は、登頂後、この道を下山して
ピストンする予定だったが、
わたしには引き返す選択肢はもうなかった。
このままロープウェイまで歩くつもりだった。
幸い、いつもは登山に
財布は持って行かないのに
財布を持っていた。
「頂上まで行くよ!
その後、ロープウェイ駅まで
下ろう!」
そう決めたら、
もう行くしかないし、
覚悟を決めたことで、
不安も心配も消えた。
思い残すことのない毎日を
送っているし、
このまま那須で死んでも
かまわないとさえ思った。
相変わらずの強風で、
時々風に耐えながら少しずつ進んだが、
登山道の進行方向が変わると、
煽り風が追い風に変わった。
(しかし写真撮る余裕なし)
そして、山の裏に到達すると
さっきまでの暴風が
うそのように止まった。

「雪と風がなかったら
金時山より楽!」
と、娘も調子が戻ってきた。

そうこうしているうちに、
茶臼岳のお鉢が見えてきた。

遠くに鳥居を見つけた娘も
「あそこに行く!」
と、足取りが軽くなる。
ほどなく、登頂。

「神様の岩だ!」と娘。

風がなければ
本当に気持ちのよい山だ。

みんな元気が出てきたので、
せっかくなので、、、と、
お鉢を巡る。
遥か彼方に避難小屋が見えた。
あそこから歩いたんだ。
そしてロープウェイ駅を目指す。
宝永火口を彷彿とさせる
ガレ場と砂利道。
雪道では滑らなかったのに、
ここの砂利ですべるわたし・・・。

今持っている登山靴が摩耗して
すり減っているのと、
靴底が浮いてしまっていること、
そして最近は地下足袋登山が
多かったこともあり、
今回は敢えてのスニーカーだった。
この装備を見て、
「山をなめんなよ」と思った
ハイカーさんもいたと思うけれど、
無事に駅まで来れました。
ありがとう。

茶臼岳(那須岳)さんありがとう~!
ロープウェイ、ありがとう~!
1900m級の山@栃木県、
残雪を甘く見ててごめんなさい。
無事に登頂させてくれて感謝です。

思わず買いたくなった手ぬぐい。
(買わなかったけど)

ロープウェイ駅から、
峠の茶屋駐車場までは
歩いて15分程度。
しかし、地味にこの階段道が
腿筋にきくのであります、苦笑。

そして、まさかの、
最後に再び雪道が・・・

娘、再び泣きそう、笑。
「わたしにもちゃんと登山靴買って!」
と、怒っている。
(買ったらまた連れてくぞ)
予想以上に厳しい登山になった
茶臼岳だったけれど、
百名山、なんとか登れて
本当に嬉しかったです!!!
那須旅、2日目。
息子氏は鉄道の旅に出ましたが、
娘はピアノが弾きたいそうで。
ピアノが弾ける場所を調べて
向かったこちらでお出迎えしてくれたのが
ツバメさん。
ヤンチャなピアノでしたが、満喫しました。
ここは閉校になった小学校。
宿泊施設にリノベーションされていました。
他に、図書室も併設されていて
コミュニティーセンターになっています。
ゲストハウスもきれいに整っていました。
体育館は地域の防災拠点として
機能しているようです。
たっぷりピアノを弾いた後、
息子氏を迎えに黒磯駅へ。
気になっていたこちらは図書館です。
本に溺れたい。
素敵な空間です。
ずっといたい、すてきな図書館でした。
たまたまこの方のギャラリー開催中で
楽しみました。
那須の鳥たち。
息子氏と合流した後は、
娘リクエストでラーメン…
ご当地白河ラーメンが
閉まっていたので、
娘チョイスでこちらのチェーン店へ。
初めて行きましたが、
なかなかな味噌ラーメンでした。
子ども達はしょうゆラーメンにて。
久しぶりのラーメン。
旅先ならではかな。
美味しくいただきました。
那須旅の2日目、
息子が駅に行きたいと言い出しました。
早朝、旦那さんが黒磯駅まで送ります。
しばらくして、
息子氏よりこんな画像が届きました。
白河に行ってるのか。
(この日、郡山まで行ったそうです)
夕方戻ってくると連絡があったので
黒磯駅に迎えに行きました。
なんだか、レトロなものがある…
昔懐かしい。
ニューデイズが連休中なのに
閉まっているんだと思ったら
営業時間がこんな感じで
なかなかいいなぁと思いました。
息子氏も大満足だったようです。

