外岡秀俊氏の連載「傍観者からの手紙」では2冊の本が紹介されていました。1冊目はフリオ・コルタサル『南部高速道路』。渋滞の高速道路で人々が互いに助け合うという短編小説だそうです。ただし,渋滞が長期化し,ドライバー達が難民化してしまうというところがファンタジーらしいのですが。日本で舞台化されるというので読んでみたいです。
2冊目はレベッカ・ソルニット『災害ユートピア』。こちらは,3.11関連でいろいろなところで取り上げられていましたが,まだ読んでいません。こちらは小説ではありませんが,非常時に人々が助け合うという内容ということです。
でも,災害が落ち着いたとたんに人々の絆も消え失せてしまうものなのでしょうか。日本の場合,これからどうなるのでしょう。
新刊で注目したのは次の本です。
アンドレ・シェフネル『始原のジャズ ~アフロ・アメリカンの音響の考察』
※1926年に書かれた世界初のジャズ研究の書だそうです。
シュテファン・ツヴァイク『女の二十四時間 ~ツヴァイク短編選』
※表題作は映画化もされているそうです。