斎藤美奈子さんの連載「世の中ラボ」が今回取り上げているのは,「新書大賞」。第五回になるのだそうですが,私は知りませんでした。2011年度のベストテンが紹介されていますが,私が知っていたタイトルは3冊のみ。いろいろな出版社からたくさんの新書が出され,まさに百花繚乱の時代ですね。
そして,斎藤さんは,「優れた新書」の傾向を見事に分析されています。謎解き・意外性・網羅性・中立性・表現力の5つが条件だそうです。ただし,傾向がわかっても実際に自分で書くとなると…という正直なお答えでした。
今月の新刊で注目したのは次の本です。
岡崎武志『ご家庭にあった本 ~古本で見る昭和の生活』
※今では忘れられた本にこそ当時の生活が記されているということでしょうか。
長谷川櫂『花の歳時記』ちくま新書
※300の名句に写真と解説をつけたものだそうです。
若菜みどり『イメージの歴史』ちくま学芸文庫
※時代精神とイメージの関係とは。
鈴木大拙『禅に生きる 鈴木大拙コレクション』ちくま学芸文庫
※よりよく生きるための仏教とはどんなものでしょうか。
岩田健太郎『主体性は教えられるか』筑摩選書
※「主体的に動け」ってよく言いますが,確かに言われてみれば,教えられるものなのでしょうか。