西平直氏の連載巻頭エッセイ「ひるあんどん」けっこう好きです。
今回は「お迎え」がテーマです。死にそうな人が「誰それが迎えに来た」と言って亡くなるという事例が多くあるが「誰それ」は必ずと言っていいほど既に亡くなっている方なんだそうです。でも怪談ばなしではありません。
人の死に際して生きている者には送ることしかできないが,死んだ人にはこれから死ぬ者を「迎える」ことができる,つまり死者にしかできないことがあるのだという氏の言葉に思わず納得してしまいました。
今月は「マンダラ」「仏堂」「大乗仏教」「仏教と生命倫理」など仏教関係の論考が多く見られました。法事以外ではつい縁遠くなってしまいがちな仏教ですが,これからの日本にはもっと必要になってくるのでしょうか。