大学のテキストや法律関係の本を多く出版している出版社,有斐閣のPR誌です。
気に入っていた連載,小巻泰之氏の「日本経済の遠近法」ですが,今回で最終回です。
最後に税金と道路整備の問題を扱っています。日本の道路が比較的整備されていて快適に走れることを考えると税金もある程度はやむを得ないのかなとも思います。
税金をなくしてボロボロの穴だらけの道路を走るのもちょっと…という気がします。やはりある程度の質は保証されていた方がいいです。
道路とは関係ないですが,最近いろいろなものが値上げされています。お気に入りだった冷凍食品が値段はそのままだけど量が減っていたなんてことも。
なかには量というより味が落ちてしまっているものもあります。これなら少しくらい値上げしてもいいから質は落とさないでと思ってしまいます。
価格と商品・サービスのバランスを考えないといけないのかなと感じました。
もう一つ,広井良典氏の連載「コミュニティとはなんだろうか」と森岡清志氏の「『地域の社会学』刊行後に思うこと」がともにコミュニティについて論じていて興味をもちました。
コミュニティも公共の部分と親密な部分・ソトとウチがあり,両者をつなぐ中間的な役割を果たす部分があるという点が面白かったです。
森岡氏のの述べる「ツケジンルイ」の例がわかりやすかったので紹介します。普段接触の少ない遠い親類で葬式には出席しないが香典はツケてよこすのが「ツケジンルイ」だそうですが,その香典を預かってもってくる人こそが両者をつなぐ重要な存在ということです。
うーん,いますね,そういう人…親類にも近所にも。顔役というか情報通というか…。
「オレが預かってきたよ」とか「誰それは今どこに勤めているよ」とか,まさに人間関係と情報をつなぐ貴重な存在ですね。でもそういう人って,ときにはちょっと胡散臭く感じてしまうこともありますが…ごめんなさい。
今はインターネットなど通信を媒介にしたネットワークもありますし,コミュニティ論も深いですね。