岩波書店のPR誌です。今月は『ギリシャ喜劇全集』刊行に合わせた特集が組まれてます。
高橋睦郎氏のエッセイ「悲劇対喜劇」,池澤夏樹・久保田忠利・中務哲郎の三氏による座談会「ギリシャ喜劇が進み出てきた」,沓掛良彦氏のエッセイ「アリストパネス的笑い」と続きます。
私などはギリシャというと「悲劇」とつい連想してしまいます。ギリシャならではの「喜劇」というものを読んでみたいものです。
他は岡崎満義氏の「漢詩日録・この1年」が漢詩をめぐる日常のエピソードを語っていて興味深かったです。
青柳いづみこ氏の「六本指のゴルトベルク」は楽しみな連載の一つです。今回はピアノの微妙な違いについて語られています。
文化人類学者の今福龍太氏の新連載「薄墨色の文法」,興味をもって読みました。インディオのエピソードとか好きな方なのでこれから楽しみです。
片岡義男氏の連載「散歩して迷子になる」,毎回これだけペイパーバックについて熱く語れるのはさすがです。