『図書』8月号 | 古本屋へGO!

古本屋へGO!

古本屋でのちょっと得した話や本をさがしまわったときのエピソードなどを中心に書きます。他にはフリーペーパーやPR誌の紹介など,本や雑誌に関わるささやかな日常を書いていきたいと思っています。

岩波書店のPR誌です。今月は『ギリシャ喜劇全集』刊行に合わせた特集が組まれてます。

高橋睦郎氏のエッセイ「悲劇対喜劇」,池澤夏樹・久保田忠利・中務哲郎の三氏による座談会「ギリシャ喜劇が進み出てきた」,沓掛良彦氏のエッセイ「アリストパネス的笑い」と続きます。

私などはギリシャというと「悲劇」とつい連想してしまいます。ギリシャならではの「喜劇」というものを読んでみたいものです。

他は岡崎満義氏の「漢詩日録・この1年」が漢詩をめぐる日常のエピソードを語っていて興味深かったです。

青柳いづみこ氏の「六本指のゴルトベルク」は楽しみな連載の一つです。今回はピアノの微妙な違いについて語られています。

文化人類学者の今福龍太氏の新連載「薄墨色の文法」,興味をもって読みました。インディオのエピソードとか好きな方なのでこれから楽しみです。

片岡義男氏の連載「散歩して迷子になる」,毎回これだけペイパーバックについて熱く語れるのはさすがです。