あまり勉強が出来る方で無った私
なのになぜか職員室のアイドル
と呼ばれていた
クラスメートが職員室に呼び出されると
必ず私についてきてと頼まれた。
私が一緒に行くと
怒られ方が軽減すると言うのである。
なので、しょっちゅう職員室に行っていた
そして、卒業まじかになった時
あの当時、卒業の記念に
友達や先生方にサイン帳を
書いてもらっていた
それが私は、サイン帳一冊が
先生方だけで足りなくなるほど
こんな先生知らないって
そういう先生までが私のために
贈る言葉や、激励の言葉を
書いてくださったのである
それらに共通して書いてあったのが
【 笑顔美人 】と言う文字だった
当時私はかなり太っていたし
ニキビの中に顔があると言われるほど
酷い状態だったから
お世辞にも可愛いとは言えなかったはず
にもかかわらず、こんなに沢山の先生方に
可愛がっていただけて、本当に楽しい
学生生活が送れたのである
目上の人たちから妙に
可愛がられると言う事は
幼いころからずっとそうだった
( これも神様からの贈り物 )
それに、私が高校に入ってからは
母が外に働きに行くようになり
私が多くの家事を担当していた。
母のお陰で私立の高校に通え
バイトなどすることなく
卒業できたことを本当に
ありがたいと思っている