あなたが生まれたとき、世界中がよろこびました | いっぷくからのありがとう

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    皆さん、この絵本、手に取ったことはありますか?


    【あなたが生まれたとき、

    世界中がよろこびました】

    作:大木ゆきの 絵:さとう ようこ


    絵は、よちんさん。

    私も彼女のLINEスタンプ持っています。 →アマゾン

    本当は

    本当の心は

     

    幸せになりたい

     

    ただ、それだけなのに、

     

    そんな方々の

     

    心に巻きついてしまった

    鎖を断ち切るのに、

    役立つかもしれません。

     



    作者の 大木ゆきのさんはこう仰っています。

    <引用開始> 引用元

    あなたが生まれたとき、

    世界中がよろこびました。

    それは本当のことです。

    ありとあらゆるものが、
    あなたの誕生を大歓迎した。



    あなたは愛されて、
    待ち望まれて、


    この世に誕生したんです。

    空も海も大地も、
    あなたが見つめてくれたから、輝けた。

    あなたと触れ合ったすべての人が、
    あなたがいてくれたから、


    かけがえのない人間体験をすることができた。



    この世界は、
    あなたがいなければ

    話にならないのです。

    あなたがいてくれるから、
    この世界は成り立っているんです。

    でも、私たちは育ってくるプロセスで、


    あなたがあなたであることを、

    否定されるような経験をたくさんします。


    もっといい子じゃないとダメ
    もっと成功していないとダメ
    もっとお金持ちじゃないとダメ
    もっときれいじゃないとダメ


    「もっと○○」という言葉に、

    追い立てられ、責められ、

     


    自分は愚かで、

    欠点だらけで、

    ダメな人間だと思い込んでしまいます。


    自分がそもそも

     

    宇宙の最高傑作で、

    すべてのものに

    愛されていることなんて,、忘れてしまう……。

    <引用終了>



    これはまさに、ブッダが一番最初に悟った

    縁起の法則そのものです。

    これは、私のブログでも何回も書きましたが、


    「努力せよ」という

     

    悪魔のささやきのことです。



    縁起の法則について

    小林正観さんの説明をご紹介します。

    <引用開始>

    菩提樹の下で瞑想に入ったブッダは、

     

    12月8日の朝、日の出のとき、

     

    その日の光を浴びて

     

    「わかった、私は悟った」と叫んだそうです。


    梵天勧請(ぼんてんかんじょう) 梵天(ブラフマン)などが座禅をしているブッダに教えを請う場面

    それから、ブッダは、

    かつて一緒に修行をしていた5人の仲間に会いに

    数㎞離れた竹林へ向かいました。


    この修行仲間たちは

     

    「苦行を捨てたゴータマは、堕落した」と言って

    去っていった人たちだったのですが、

    ブッダは彼らに開口一番

     

    「私は悟った」と言ったのです。

    するとその5人は、

    ブッダのことを堕落して

    どうしようもないやつだと

    軽蔑して去っていった人たちですから

     

    「どうしたんだい、ゴータマ君」と

    “君”づけで呼びました。


    初転法輪

    「実は、こういうことを悟ったんだ」とブッダが数分話をしたら、

    その5人は、

    居住まいを正して

     

    「今、この瞬間から

    あなたを師匠として、

    私たちは弟子として、

    これからあなたに

    一生ついていきます」と言いました。

    この5人が、この瞬間 

    初めて阿羅漢となった人達でした。

    では、その数分間の話とは。なんなのか。
    それがブッダの最初の悟りと言われているもので

     

    縁起の法則」というものなのです。



    「縁(よ)りて起こる」


    縁起の法則というのは

     

    「人は自分の人生を

    自分の思いで作れると思っているがゆえに、

    悩み苦しむ。

     

    人生は自分の思いでできあがっているのではなくて、

     

    自分たちの思い以外の

    神仏や

    周りの人々の

    おかげで全部が成り立っている」と

     

    ブッダは言ったのでした。

     

     

    ブッダはその、宇宙の真理に気付いたのでした。

    私は40年間、いくつもの実証例を見つめ続けてきて、

     

    自分の思いや、自分の力

    人生が成り立っているのではない」

    ということに関して

     

    少しは関係しているとか

    ほとんど関係していないみたいだ、

    という域の話はしていましたが、

     

    ブッダが言ったのは

     

    「全く関わっていない」 

     

    そう仰ったのです。




    私の人生を作っているのは

    私ではない。

     

    人は、自分の人生には

     

    1%も関わっていない。

     

    0%だ。



    では、私以外の神仏、

    友人、知人、家族というものが

    私の人生を

    成り立たせてくださっているとしたら、

     

    私の思いで、

    私の人生を作っているのではないとしたら、

     

    私にできることは、

     

    私の人生を、成り立たせてくださっている

    神、仏、友人、知人、家族に対して、

     

    ひたすら感謝をするしかない

     

    ということになります。



    そこにしか

    自分の人生に

    参加する方法がないということなのです。

     

    自分の思いで

    自分の人生を作っている人はいない。

     

    自分の思い以外の

     

    大きな力によって

    人生が成り立っている。

    <引用終了>



    これも正観さん一流の

    噛み砕いた言い方で、

     

    私達に解り易く、ブッダが初めて悟った

     

    「縁起の法則」を説明してくれています。

    私達は、とかく、

    ・自分は、自分の力や努力で生きている
     

    ・努力して競争に勝ち抜けば、幸せが待っている
     

    ・今まで誰の世話にもならず生きて来た

    など、神様の視点から見たら

    非常に傲慢な考えをしがちです。

    ですが、ブッダの悟りは

     

    違っていました。



    私たちの人生に、

    私たちの思いや努力は

    一切関わっていない・・


    そう仰ったんです。

    絵本の作者、

    大木さんが書かれているように


    「もっと○○」という言葉に、

    追い立てらる必要はないということです。



    大きな流れに身を任せ、

    私たちの人生に関わり、

    その流れを作ってくださっている、

    神、仏、友人、知人、家族に対して、

     

    ただ感謝をしていれば、

    それで良いと言うことです。

    つまり自分らしく、生きていても良いよって、

    ブッダは仰ってくださっているのです。

    これを知ってから、

    私はこちらの生き方に変えました。
    楽ですから。



    なんと、ありがたいことでしょうか。

    自分らしく生きること、


    同じように他人が、

    その人の人生を生きることも

    認め尊重すること。

    努力して、何者かに変わる必要がないこと。

     


    同じように

    他人も(家族や子供も)自分の人生を、

    生きる権利があること
     

    他の人に

    自分の価値観で

    「こうあるべきだ」などとは言ってはいけないこと

    様々なことを、ブッダはこの

     

    「縁起の法則」で教えてくださっています。



    この絵本の中に、こんな一文があるそうです。

    『こんな自分じゃダメだ!』って
    いつも心の中で、自分を叱りとばしていたね

    『私はこんなに一生懸命にやっているのに
    どうして幸せになれないの?』

     


    きっとハートに響く方も

    多いかもしれませんね。

     

    生きている、

    みんなが 幸せでありますように。

    笑顔でありますように。

    助け合って 生きて行くことができますように。

    お互いさまの気持ちで 生きて行くことができますように。

    随神の道(かんながらの道)を 歩むことができますように。

    誰一人として、
    孤独で寂しい瞳をしている人が居ませんように。


    皆さんと、皆さんのご家族が、そして、お友達が、
     
    お幸せでありますように。
     
    輝く笑顔でありますように。

     



    ※画像はネットからお借りしました。