『童謡あそび』スマホ版無料配信スタート | 心霊写真部 福谷修

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原作・脚本のシリーズ最新作『心霊写真部 劇場版』がついに公開、Blu-ray&DVDリリースされました!ホラーを中心に監督、脚本、小説等をやってます福谷修のブログ。新作は初の実話怪談『恐怖のお持ち帰り~ホラー映画監督の心霊現場蒐集譚~』(TO文庫)。11/1発売!

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ご無沙汰しております。福谷です。

ずっと仕事が重なっていて、
まったく更新できませんでした。

つぶやきぐらいなら、まだ息抜きになるのですが……。

さて、今回も告知になってしまうのですが、
昨年12月にフューチャーフォン版(携帯版)で連載がスタートした、
新作ホラー小説『童謡あそび』ですが、
やっとスマホ版の配信がスタートしました。

スマホ版は「前編」と「後編」に分かれ、
全10話を五話ずつまとめてダウンロードできます。
もちろん無料です。まずは「前編」。

ソニー・デジタル・エンタテインメントの
携帯サイト『ヒトコト』で無料ダウンロードできます。
http://hitokoto.mobi/
サイト内の「小説」「ホラー」で「童謡あそび」が表示されます。

フォーマットは携帯小説なので、
果たしてスマホの画面で読みやすいのかどうかは不明ですが、
まずはお気軽にどうぞ。

内容は端的に言えば、
童謡をめぐるホラー・ミステリーです。

イラストは人気イラストレーターの
マツオヒロミさんに描いていただきました。

毎回、『とおりゃんせ』や『あめふり』『七つの子』など、
誰もが知っている童謡に秘められた怖い噂や伝承を紐解きながら、
独自の恐怖と謎解きを描いています。

実は主人公は映像版『心霊写真部』の“痙攣部長”こと牧村です。
彼が成人後、刑事になり、
童謡にまつわる謎めいた連続殺人変死事件を追うと共に、
そこに潜む連続殺人鬼の少女に立ち向かうという内容です。

特に『心霊写真部』が深く関わっているわけではないのですが、
執筆していく内に、主人公がどうしても牧村に見えてきて、
彼を主人公にすることにしました。
あくまで私のイメージです
(もちろん心霊写真部や牧村部長を知らなくても楽しめます)。


童謡ホラーと言いますと、
私の場合、監督、脚本した(実質原案、原作も担当)
映画『こわい童謡』や、
書き下ろし小説『子守り首』があります。

こわい童謡 デラックス版 表裏一体BOX [DVD]/ジェネオン エンタテインメント

¥7,140
Amazon.co.jp

こわい童謡 (竹書房文庫)/竹書房

¥650
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子守り首 (幻冬舎文庫)/幻冬舎

¥630
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直接のつながりはないものの、
個人的には<童謡ホラー三部作>の位置づけで、
特に今回は完結編、集大成的な意味合いを込め、
やることは全てやったという感じです。

作家としての素養はともかく、
自分としては、できるだけ丁寧に作り込んだつもりですので、
より多くの人に読んでいただければと思います。

ちなみにダウンロード先のソニー・デジタルのサイト
『ヒトコト』での週間ランキングでは、
ノベル部門で一位をいただきました!

ありがとうございます。

謎が解き明かされる「後編」も今月中に配信される予定です。

気軽にダウンロードしていただければと思います。

よろしくお願いします。