ヒーリングスペースでのやり取りを空から眺めていたしろろんが私と神様に向かって言いました。
「二人もさ、あのお二方見習ったら?
やり手すぎて足元にも及ばないだろうけど・・・
すごすぎるよな、選ばれないのなんて判ってるくせにおくびにも出さないんだから。
ちゃっかり皆さんと打ち解けてるぞ」
「この兄妹は竹を割ったような性格と言うか、竹を見るさまたたき割るというか・・・
あのタヌキどもにはどこまでもかないませんって」
感心したように恵比寿様と大国様を眺めるぱぴぃ。
「すっかりふくたま組のメンバーじゃないか、あいつら。
俺なんて永遠に仲間にしてもらえないっていうのにすごいもんだ。
あいつら、俺にいつまでたってもケーキ持ってこないんだぜ、根性あるよな」
ニコニコしながら恵比寿様と大国様のご様子を眺める神様。
( ^ω^)・・・
何故だ?
余裕をもって褒めたたえてる場合じゃないだろ💦
私は神様と出会った頃のことを思い出しました。
5歳のころから何度も死にかけて、疲れてたんですよ。
これだけ何度も何度も死にかけるとですね、逆に不思議に思うんです。
何故死ねないんだろうって。
どうしてこんなに苦しい思いを何度も何度も味わわないといけないんだろうって?
もしかしたら神様に嫌われてる?
なんてね・・・
もう終わらせてほしい。
まだ生きなければいけないのか?
人間は生まれ変わるというのだから、今度こそまともな身体が欲しい。
そこまで贅沢は言わない、ほんの少しでも丈夫な身体がいい・・・
お医者さんって口を開くと余命宣告するものだと思ってましたから。
もう数えたくなくなるほど宣告を受けてます💦
これは神のご加護があったから。
そんなこと思えません。
もうね、呪い?嫌がらせだとしか思えなくて
こいつのせいで私は死ねないのか・・・
それが正直な感想でした。