「世の中の大半は馬鹿なんだよ。
いや、お前に言わせれば自分以外は馬鹿なんだろ。
賢いから、バカは従うのが当然?
学校にいる間なら、それで通じるんだろうがな、社会はそんなに甘くないぞ」![]()
「本当に賢いのなら、バカの生態なんて簡単に理解できて軽く操れるはずだがな。
馬鹿は配線少なくて単純に出来てるから。
それが出来ないお前は、思いあがってるだけで、全然大したことのない、私以下の馬鹿だってことだ。
どんなに賢かろうが、一人じゃ世界は動かせないぞ。
こうして謀反を起こされそうになるのがオチだ」![]()
「馬鹿は賢いものに従うだけだって、ドラちゃん見てみろ。
こうして大勢のものを引き連れてきてるぞ。
この城でバカにされ、使い物にならないクズだって見捨てられたのに、どうしてこういうことが出来たと思う?
その賢いと思い込んでいる頭使ってよく考えな」![]()
魔王の横にいたものが声を掛けました。
「魔王様・・・」
「お前もワタクシを裏切っていたのか?」
魔王は問いただします。
「そいつは数少ないお前サイド。
見誤るな」
私は助言しました。
「だいたい前の魔王の部下をそのまま引き継いだんだろ。
それなら、お前を含めて全員裏切り者じゃないか。
忠臣とやらがあるのなら、何故前の魔王を助けに来ない?
所詮その程度の集まりだからだろ。
お前の賢さにひれ伏したんじゃない。
勘違いするな」![]()
魔王はがっくりうなだれてしまいました。
そこへつかつかと神様が歩み出てきました。
「神は偉大でまばゆい光を放つ者。
光が濃ければ、闇もまた色濃くなる。
それが自然の理」![]()
だからどうした?![]()
おとなしく観音様を守ってろよ。
しゃしゃり出るな。![]()