世界を愛する。
なんて聞いても、何のことだか判りませんよね。
別に大それた話ではありません。
この世界に生まれてきて良かったな、と思うだけですから。
雄大な自然、恵まれた文明社会の恩恵を受け、また人々に囲まれて協力しながら生きていられることに感謝することです。🌈
ごくごく当たり前のことですね。
でも、忙しすぎて忘れてしまいがちなことです。
どちらかというと人生はなぜ苦しいのか?
なんて考えてしまいませんか?
これは設問に問題があるのだと思います。
どうして自分を追い込む質問をするのですか?
より苦しくなるだけじゃないですか。
どうしたら人生をもっと楽しめるか?
何がしたくて自分は生まれてきたのだろうか?
なんて前向きな答えが得られる問いをしてください。
世界を愛するために、自分は何をしたら良いのだろう?とかです。
自分を愛すること、自己肯定が出来ていることと、社会に対しても肯定できていることは生きる上で重要だと思います。
汚れきった世の中なら、生きているのが嫌になるのも無理はありません。
苦しいのだって、当たり前になってしまいます。
そう、生きてるのが苦しいのは、自分が社会に対して毒をまき散らしているからなんですよ。
あれがいけない、これが悪い、世の中真っ暗だ・・・なんて世界に呪詛の言葉を吐いていておいて、住み心地が良くなるはずありませんからね。
それでも存在を容認している世界は、なんて懐の広いところなんだと思いませんか?
否定している人間を抹殺することも排除することもなく、ありのまま受け入れてくれているのですから。
素晴らしい世界だな。
そう思うと、肩の力が抜けます。
人の優しさが目に沁みます。
柔らかい風を感じられます。
頑なな心がほぐれます。
自然に生きられるようになります。
誰かや何かを傷つけるために、人は生まれてきたのではありません。
自分を含む人間や社会、動物、何もかもを愛するために私たちは生まれてきたのだと思いますから。
愛されたい、誰しも望むことですよね。
それならまず、愛してください。
自分を、人生を、誰かを、そして世界を。