[息を声にするトレーニング] | 声、語り、歌、ヴォイストレーニング1日1話

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[息を声にするトレーニング]

 

( )は息、[ ]は声を表します。

 

 一番、出しやすい声の高さで行なってください。

 

1)(ハッ ハッ ハッ)[ハッ]

2)(ハッ ハッ ハッ)[ハッ ハッ ハッ]

3)(ハイ ハイ ハイ)[ハイ]

4)(ハイ)[ハイ ハオ]

5)(ハイ)[ハイ ハオ ラオ]

6)[ハイ ハオ ララ]

7)(ハッ ハッ)[ハイ ハオ]

8)(ハイ ハオ ラオ)[ハイ ハオ ラオ]

9)(ハイ)[ハイ ハオ ラオ ララ]

10)[ハイ ラオ ララ]

 

注意:各10回行ないます。のどがビリビリならないように、充分、間をあけてください。

しぜんな呼吸のペースを意識してください。(ハイ)は息でハイといいます。

 

 

(1)息を吐くトレーニング

(ハッ ハッ ハッ ハッ ハッ …)を

ドレミファソファミレドレミファソファミレドレミファソファミレドで

(これを半音ずつ上げて2オクターブ繰り返す。)

 

(2)

1.息で(アオイ)と言い、声を出して「アオイ」と言う。

2.ミレドのメロディにのせて「アオイ」と言う。

(メロディを半音ずつ上げていって1オクターブ繰り返す。)

 

(3)

「アオイ」をメロディをつけてシャウトする。

 

 

 イメージでいうと、声(の芯のポジション)をしっかりとつかむことです。これは、息をなるべく深くして、そのまま深い声にするということです。

そのひびきを100%の効率で息によって出していく、コントロールするということです。

 ですから、

(1)のどを開く(フォーム、声を効率よく発生させる用意をする)

(2)声をキープする、芯を捉えにぎる(声のポジションを深くとらえ維持する)

(3)体を使って息を流し、それを声にする

 という一連の動きを無意識下で一瞬にできるようにするためにトレーニングをするのです。