○明瞭な発音より確実に声にすること
「ア」「エ」「イ」「オ」「ウ」を「ハ」「ハ」「ハ」「ハ」「ハ」という声と同じ感じで出します。
きちんと「ア」「エ」「イ」「オ」「ウ」と聞こえなくてもかまいません。
腹話術ではありませんが、顔の筋肉に頼らず、お腹から出るところの声で処理することです。
日本語の「あえいおう」は、口先で出す浅い息の声での調音ですから、そこでせりふにしたり、歌おうとするのは、かえって難しいのです。
「ハッ」とはっきりといえるところで、「アエイオウ」という声を得ていくと考えてください。
声の表情から、ことば(発音よりも、意味)が聞こえるようにしていきましょう。