○お腹から息が出やすいように立つ
まっすぐに立ってみましょう。
視線は前に向けて、少し上にあげます。
足は、やや広めに、にぎりこぶしが二、三個入るぐらいにあけてください。
バスや電車のなかで揺られても、前後左右どちらにも倒れないようなバランス感覚で立ちましょう。
スポーツをやったことのある人なら、その基本的な姿勢を思いだしてください。
どこにも力が入っていませんね。
力が入っていると一見、強そうですが、少しの衝撃でバランスを失ってしまいます。
最初は、やや広めに足を開いて立つことを勧めます。
要は、息を吸ったり吐いたりしたときに、お腹にストレートに空気が入り、出ていきやすい姿勢が望ましいのです。
「一体感」が、ポイントです。
手はだらりと、両ももにたらして、肩は下げてください。
胸は落ち込ませないよう適度に張るとよいでしょう。