音感とリズム感は、
たくさん聞いて慣れてくるにしたがって、
しぜんとよくなってきます。
それまで待って、続けていけばよいのです。
その次のレベルは、かなり難しく、ここでは省きます。
音程やリズムが苦手なので直したいという人がいますが、
そのなかの多くの人は、音程やリズムが悪いのではなく、
実のところ、発声が悪いのです。
一オクターブ下げたところ、あるいは半オクターブ下げたところで
歌うと、間違わずにできるなら、問題は、発声ということです。
特に、高音で音程を正すという練習が、発声にくせをつけ、
固めてしまうことになってしまいがちなのです。
*音程とは音高(ピッチ)でなく、
2音の幅(ミュージックインターバル)のことです。